JAいるま野広報 2017年2月号 No.250
10/20

小さな工夫・研究で喜びを感じるのが米づくりの原動力になっています川越市 久下戸 若海 真由美 さん創意工夫でおいしい米づくり 私は家族と協力しながら米づくりをしています。先代の頃は養蚕も手掛けていましたが、時代の流れに合わせて取り組む作物も変えてきました。 現在は、水田約150アールと、自家用の野菜を栽培しています。稲作は主に「コシヒカリ」と「彩のきずな」を作付けし、JAのカントリーに出荷しています。 「おいしい米を作る第一歩は、苗作りから」を何時も念頭に置き、苗の温度管理に細心の注意を払い、何度も水温を計測したりします。またJAの営農指導も助かっています。特に害虫情報はその後の対策で、収量に影響します。 苗の植え付けも工夫しています。苗と苗の間隔を広めにすることで、苗の植える本数は減りますが、風通しがよく苗一本からの収量が多く、総体として味と量も満足できるものとなります。 天候に左右される事も多々ありますが、だからこそ農業にやりがいも生まれます。小さな工夫・研究で、喜びを感じることが、私の米づくりの原動力にもなっています。苗床で田植の適温になるまで温度管理「初心忘れるべからず」を心掛けています夫の孝利さん㊨と田植え機の作動点検10「いるま野」2017年 2月号人彩耕のCULTIVATIONPeople

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です