JAいるま野 広報誌 2025.04|No.346
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03※川越農林振興センターによる坪刈り調査結果に基づく理論上の収量 暑さに強い水稲品種として、令和6年に埼玉県によって設置された大型実証圃場での「埼玉県産えみほころ」の試験栽培に継続して取り組んでまいります。     埼玉県による種子供給については、令和6年産は実証圃場用のみ、令和7・8年産は割当て等により限定的になる見込みで、本格的な供給は令和9年産以降となる予定です。 令和5年に県東部で問題となったイネカメムシ被害が令和6年産は当管内でも発生いたしました。特に稲刈りが遅い水田に集中して発生する傾向があり、「彩のかがやき」等の晩生品種の被害が多く確認されています。 令和7年産水稲栽培においても、昨年甚大な被害を受けた県東部・県北部地域と同等の被害が懸念されるため、イネカメムシの防除モデル例を作成して令和7年産水稲栽培講習会やあぜ道講習会等において防除対策を啓蒙するとともに、川越農林振興センターとの現地調査に基づき、イネカメムシの発生情報による適期防除を推進してまいります。けいもうほじょう―(1)令和6年産生育実証圃場の川越農林振興センター調査結果市町名坂 戸 市川 越 市富士見市狭 山 市(2)令和6年実証圃場による玄米出荷実績市町名坂 戸 市川 越 市富士見市狭 山 市合   計田植日6/25/105/316/1作付面積1.0ha0.4ha0.2ha0.1ha1.7ha出穂期収穫期8/129/197/299/78/89/218/99/17検査結果出荷実績1等4,390Kg1等2,040Kg1等1等7,600Kg玄米品質1等相当1等相当1等相当1等相当690Kg480Kg精玄米収量(kg/a)※51.352.249.747.93.高温障害への取り組み(えみほころ実証試験)4.イネカメムシへの対策

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