つくほじょうむろ 川越農林振興センターと川越地区指導農業士連絡協議会は2月19日、第2回農業後継者育成研修会を開きました。いるま地域明日の農業担い手育成塾の塾生と県農業大学校の生徒ら約40人が参加。地域指導農業士のハウス視察や情報交換を通じ、漬物加工や施設栽培などについて学びました。 参加者は所沢市でお茶や漬物の複合経営を行う本橋与志喜さんの加工所や、入間市でトマトなどの施設複合経営を行う岩田浩さんのハウスを視察し、情報交換をしました。 参加した塾生の入曽秋作さんは「栽培から加工、販売に至るまでの一連の流れを見学できて良かった。今後は加工品にも取り組みたいと考えていたので、作り方や売り方を参考にしていきたい」と話しました。11 県立川越総合高等学校の生徒は2月8日、地域ボランティア活動の一環で三芳町の平地林で落ち葉掃きを体験しました。世界農業遺産に認定された循環型農業の取り組みを体験することで、伝統と文化への理解を深めることを目的に例年行われており、地元農家の高橋尚己さんやNPOる会、三芳町などの協力のもと、生法人武蔵野の未来を創徒45人を含む関係者54人が参加しました。 生徒は「地域の伝統をボランティア活動を通じて私たちが学ぶことで、次世代に語り繋いでいかないといけないと思った。自然を身近に感じて活動できたので楽しかった」と話しました。 JAいるま野は2月22日、JA管内の施設見学や農業体験ができるアグリツアー「バターづくり&ほうれん草収穫体験」を開催しました。JA共済連埼玉県本部の地域・農業活性化積立金を活用して行いました。 同ツアーは、准組合員に地域農業の応援団になってもらうことが目的。JAは、地元農産物の収穫体験だけでなく、成牛などと触れ合うことで、命の大切さについて学んでもらおうと企画しました。 当日は川越市のJA川越カントリーエレベーターの施設見学や、日高市の加藤牧場でバターづくり体験をした後、狭山市の戸門徳司さんの圃場でホウレンソウの収穫体験などを行い、参加者は笑顔を見せました。 日高市で2月7日、春を告げるウドの収穫が始まりました。「埼玉軟白うど」と呼ばれるウドは、シャキシャキとした食感と独特の香りが特徴です。 JA管内では、主に日高市や入間市、所沢市で栽培され、収穫は4月上旬までを見込んでいます。収穫したウドは首都圏を中心に出荷されるほか、JA農産物直売所でも購入できます。 日高市の鳴河高一郎さんは、地下およそ4メートルの室の中から70センチほどに育った真っ白なウドを丁寧に収穫し、規格をそろえ4キロの箱に詰めていきました。 鳴河さんは「夏の適度な雨量のおかげで、株が大きく育ち、例年通りのウドに仕上がった。えぐみが少ないので、生で食べるとより良さを堪能できる」と話しました。落ち葉掃きを楽しむ生徒質疑応答をする岩田さん㊨と参加者ホウレンソウの収穫をした参加者らウドを丁寧に収穫する鳴河さんJAirumano News高校生が伝統農法を学ぶ落ち葉掃き体験ボランティア実施第2回農業後継者育成研修会准組合員向け「いるま野アグリツアー」バターづくりと収穫体験♪春を告げる農産物「埼玉軟白うど」収穫始まる!
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