JAいるま野 広報誌 2025.03|No.345
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「2025年は国連が定める『2025JAの亀田康好組合長のあいさつ。国際協同組合年』にあたる年なので、皆さんとのつながりを更に強固なものにしていきたい。懇談会を通じて食や地域農業について理解を深めてもらい、JAをより良くするための意見をいただければ幸いだ」と話しました。JA管内は農地と住宅地が混在した地域に位置しており、生産者と消費者が共存しています。准組合員数は69,736人(12月末日現在)に上り全組合員数の約70%を占めています。JAでは准組合員を「地域農業の応援団」と位置づけ、「准組合員ドライブツアー」など、地域農業について理解を深めていただくためのイベントに取り組んできました。こうした中、准組合員にもJA事業や地域農業の振興についての意見・要望を出し合い、JA運営に「参加」「参画」してもらおうと今日の開催に至りました。懇談会は三部構成で、各支店の准組合員から選出された約100人が参加し、本店とJA管内の7地域をリモートで結び行われました。本店では、亀田組合長が准組合員懇談会の重要性などについて説明した他、日本協同組合連携機構(JCA)の西井賢悟氏による「JAに結集して、豊かなくらしと地域を実現しよう!」をテーマにした基調講演、JA職員による地域農業の応援に繋がる事業紹介が行われました。その後に行われた意見交換会では、      准組合員とJAの地域理事代表や役職員を交えた中で意見・要望を出し合いました。懇談会終了後には「講演などを通じて、准組合員のJAでの立ち位置などを改めて理解できた。懇談会で出た意見や要望についても前向きに検討してもらいたい」といった意見があがるなど、今回の取り組みを歓迎する声も多く聞かれました。意見交換会やアンケートで寄せられた主な意見・要望は次のページをご覧ください。准組合員と地域農業リモート開催となった懇談会04JAは昨年の11月25日に川越市の本店で「准組合員懇談会」を開催しました。懇談会は准組合員に対し、地域農業の応援団としての意識を高めてもらい、食による応援などを通して地域農業の振興を働きかけることを目的に企画され、今回で3回目となります。JA役職員が直接対話をすることで、意見や要望をJA運営に反映させていきます。今号の特集では、当日の様子などをまとめて紹介します。組合員との対話運動「准組合員懇談会」開催「准組合員懇談会」開催

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