JAいるま野 広報誌 2025.03|No.345
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ほじょうみず菜の収穫を行う奥冨部会長ら「おまい玉」を飾り付ける井上健次町長㊨と小川代表㊧ら(毛呂山町)飾り付け用の団子を作る参加者ら(ふじみ野市)種子の検査をするJA職員ら JAいるま野管内の狭山市などで、主力品目のみず菜が収穫期を迎えています。見た目の良さや、品質も高いことから市場での評価も高いです。JA野菜一元共販連絡協議会みず菜部会には生産者45人が所属し、約31ヘクタールで「都むすめ」や「早生千筋」などを栽培しています。 狭山市で1月14日、同部会の奥冨耕司部会長のハウスでも本格的な収穫作業が行われ、「京かなで」を約530キロ収穫。JA狭山共販センターを通じ、県内をはじめJA全農青果センターなどに出荷されます。 奥冨部会長は「例年通り栽培管理を徹底し、株張りや品質は良好。丹精込めて栽培したみず菜を、定番の鍋などに入れ多くの方に堪能してほしい」と笑顔を見せました。11 JA管内で1月中旬頃、五穀豊穣を祈願する繭玉作りが行われました。 1月13日にはJAと毛呂山町が連携し、毛呂山町役場ロビーで伝統行事「おまい玉」作りを行いました。 当日はJA北部地域管理課、JA女性部毛呂山支部、行政関係者らが参加。米粉の一部はJA北部地域の小川收一地域理事代表が提供しました。団子作りには同町の和菓子屋の協力を得て、ケヤキの枝に白と食紅を混ぜた赤の団子を飾り付けました。 また14日には、JA福岡支店の地域貢献活動の一環として、同支店の中福岡支部らが中心となり、ふじみ野市のさぎの森小学校で伝統行事の「繭玉作り」が行われました。 繭玉作りは、昔からの伝統行事に触れ合う機会が少ない児童に体験学習を行ってもらうことを通じて、地域住民との交流や地域の伝統行事への理解を育むことを目的に行われています。 両日とも見事な「繭玉」が飾り付けられ、小正月を祝う行事になりました。 川越市で1月14日、県のオリジナル品種「彩のきずな」種子の生産物審査会と農産物検査会が行われました。JAいるま野の子会社、いるま野アグリが生産した種子を、県農林振興センターの種子審査員やJAの農産物検査員が発芽率や整粒率、水分量などの各項目を審査し全量合格となりました。 同社が管理する富士見市内の水田約30アールを指定種子場として、昨年2024年から生産を開始。生産量は約生産圃1.2トンとなりました。猛暑の影響やイネカメムシの発生は見られましたが、水管理の徹底と計画的な防除を行い、品質は良好です。JAirumano News狭山市でみず菜収穫期!シャキシャキとした歯応えを楽しんでいるま野アグリ生産「彩のきずな」種子全量合格!小正月の伝統行事五穀豊穣祈願の繭玉作成!

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