JAいるま野 広報誌 2025.03|No.345
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ふねんほじょう真剣な表情で講習を受ける生産者ら受賞した小林さん㊨と小谷野市長真剣な表情で講習を受ける会員ら琥珀ガナッシュをPRする販売員 JAいるま野は12月17日から1月17日までの7日間、川越市など4地域で計8回、水稲栽培講習会を開きました。2025年産米の品質・収量の向上などを目的に、計約140人が参加。県川越農林振興センターやJA職員が講師を務め、昨年の米作りの情報共有や、病害虫対策などを説明しました。中でも新たに発生が確認されたイネカメムシの警戒を強く呼びかけました。 イネカメムシによる被害は全国的にも大きく、JA管内でも発生が確認されています。不稔もみや斑点米発生の原因となり、減収や品質低下を引き起こします。稲の穂を強く好み、出穂期になると水田に直接飛来。特に若い穂を求め移動が速いため、防除適期の意識が重要となります。 昨年の11月12日に開催された「第10回埼玉県さといも協議会共進会」で農林水産大臣賞(土垂の部)を受賞した狭山市の小林洋一さんは1月31日、同市の小谷野剛市長を表敬訪問しました。 同共進会は、生産量・産出額ともに全国1位の継続と知名度向上に向けて、栽培技術の普及と高品質・多収生産の推進、栽培意欲の高揚を図ることを目的に行われるもので、今年は各部合わせて277点が出品されました。 小林さんは「名誉ある賞を頂けて光栄だ。市民の方にも『狭山といえばサトイモ」と思ってもらえるように今後もブランドづくりのため努力していきたい」と話しました。    JA日高栗出荷部会は1月21日、日高市の浅野與市さん場で栗の剪定講習会を開きました。同部会会員52人との圃県川越農林振興センター、JAなどが参加し、剪定方法を学びました。 当日は、同センターの職員が講師を務め、昨年の生育状況や病害虫対策を説明した後、剪定の仕方を実演しました。病害虫はヒロヘリアオイラガやネスジキノカワガなどの生態や被害に触れ、注意を呼びかけました。 同部会の國分俊幸部会長は「より良質な栗を生産し収量を増やすために、剪定や病害虫対策などをしっかりと行っていきたい」と話しました。 県内有数のユズ産地として知られる毛呂山町のブランドユズ「桂木ゆず」などを使用した新商品「琥珀ガナッシュ」が、新宿伊勢丹で1月15日から開催のサロン・デュ・ショコラ2025にて数量限定で販売されました。 製造はチョコレート商品などを手がける明治。「桂木ゆず」の豊潤な香りと品質の高さは、香料不使用でも存在感をしっかりと出せることからフレーバーの1つに使用されました。 カカオはフルーツ系との相性が良いペルー産のカカオを使用。華やかで軽やかな香りが特徴で、ガナッシュの良さを最大限に引き出す役割を果たしています。味は「柚子」の他に「カカオ」と「いちご」の計3種でした。   10JAirumano News水稲栽培講習会開催イネカメムシの警戒呼びかけ狭山市の小林さん農水大臣賞を受賞し市長を表敬訪問日高栗出荷部会剪せんてい定講習会開く毛呂山町の「桂木ゆず」を使った明治が手がける新食感のガナッシュ発売!

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