JAいるま野 広報誌 2025.01|No.343
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手作りレシピのPOP。「地元農産物の美味しさを伝えたい!」という想いが形になっています。03食育ソムリエ会議。魅力ある直売所づくりに向けて意見を出し合います。 JA管内には、現在13店舗の農産物直売所があり、その全ての直売所で生産者と消費者の架け橋として「食」と「農」のプロである「食育ソムリエ」が活躍しています。 今号の特集では、食育ソムリエの仕事や旬の野菜の保存方法、オススメレシピなどを皆さんにご紹介いたします。食育ソムリエとは? 「食育ソムリエ」とは、日本協同組合連携機構(JCA)が認証し、全国のJAで取り組んでいる資格のことです。旬の野菜や果物などの見分け方やオススメのレシピ、長持ちをさせるための保存方法など「生産者」と「消費者」の架け橋となり、直売所の魅力をより多くの人に伝えるために日々尽力しています。 食育ソムリエの認証を得るためには、約半年間の養成講座と資格試験での合格が必要となりますが、農産物の生産や流通の仕組み、消費者とのコミュニケーションの仕方、食育活動に関する知識などより幅広い専門知識が求められ、まさに生産者と消費者を繋ぐ「食」と「農」のプロとして活躍しているのが特徴です。食育ソムリエの活動について JAいるま野の食育ソムリエは、消費者の方に直売所の魅力をPRするために「手作りレシピなどのPOP作成」や「試食の提供」、「JAいるま野公式LINEやHPなどのSNSを通じた情報発信」など多岐にわたって活動しています。 陳列棚に掲示してある手作りレシピのPOPは、食育ソムリエが「新鮮な野菜などをどのようにすれば美味しく味わってもらえるか」や「珍しい野菜を使った美味しいレシピを生産者と相談し魅力を伝えたい」など様々なことを考えながら作成しており、各食育ソムリエの想いが詰まったものとなっています。直売所に足を運んだ際は是非ご覧になってみてください。 また、JAでは情報共有や食育ソムリエ間の意識向上を目的に「食育ソムリエ定例会議」を開催しています。会議では各直売所での活動の共有やフィードバックを行い、互いに意見を出し合うことで、より魅力ある直売所づくりに努めています。 食育ソムリエの活動の根幹には「生産者に消費者のニーズを伝え、消費者には生産者の想いを伝えることで、相互理解を深める架け橋になること」そして「地元の新鮮な農産物を使った健康的で豊かな食生活を提案すること」があります。まさにJAの直売所にはなくてはならない存在なのです。美味しい野菜を教えます!食育ソムリエ特集

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