02 明けましておめでとうございます。 組合員をはじめ地域の皆さま方におかれましては、健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。 皆さまから旧年中に賜りましたご支援、ご協力に対し厚く御礼を申し上げます。 昨年は地震、大雨や台風などの自然災害や、イネカメムシなどの病害虫にも見舞われ、また前年に続き酷暑となったことから、多大な農業被害が発生いたしました。被害に遭われた皆さまに心からお見舞い申し上げますとともに、当組合としては、共に助け合うという協同の理念のもと、一日も早い復旧を支援してまいります。 長期化するロシアのウクライナ侵攻、イスラエル・ガザ紛争など国際情勢は不安定な状況が続いております。また国内の生産現場では、慢性的な労働力不足に加え、資源高や円安などが要因となり、生産資材の価格が高止まりするなど農家経営は厳しさを増しております。 このような中、当組合は「農業者の所得増大・農業生産の拡大」「豊かで暮らしやすい地域社会の実現」「協同活動を支える経営基盤の確立」を基本方針とし、事業を進めてまいりました。加えて、いるま野の理想をカタチにした「IRUMANO Vision2033」の実現に向け展開しているところでございます。また2025年は国連が定める「国際協同組合年」にあたる年となることから、皆さまと協同組合の意味を再確認すると共に、組合員との繋がりを更に強固なものとしていき、地域の農業と組合員・地域の方々から「JAはなくてはならない必要な組織」と評価されるよう、役職員一同、なお一層の努力をしてまいりますので、変わらぬご指導を賜りますようお願い申し上げます。 本年の干支は乙巳(きのとみ)です。「乙(きのと)」は美しい草花を表しています。一方で「巳(み)」は、研究心や情熱を意味しています。この2つの性質を併せ持つ乙巳は、向上心を持って物事を安定させていくという特徴が出てくる干支です。 組合員の皆さまにおかれましても、情熱をもって取り組んだ事業や営農が成功し、安定した幸多き年となりますようご祈念申し上げまして、新年の挨拶とさせていただきます。組合員との繋がりを更に強固にし、地域から必要とされるようなJAを目指し皆さんと共に邁進していきます。代表理事組合長 亀田 康好謹賀新年
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