JAいるま野 広報誌 2024.12|No.342
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武蔵野の落ち葉堆肥農法が織りなす景観を見学する参加者ら「日高ぽロン」を買い求める客㊧旬を迎えたサトイモを収穫する山下部会長㊨ら「高麗川ブラウン」をPRする水村代表取締役 10月22、23日にさいたま市や三芳町、狭山市で「関東ブロック指導農業士研究会」が開催されました。関東ブロック指導農業士の各県の代表ら156人が参加し、地域農業の課題に関して意見を交わしました。 22日は、さいたま市で農業ジャーナリストの小谷あゆみさんが講演した他、県内の指導農業士3人からの事例紹介も行われました。 23日には、現地視察として世界農業遺産に認定された「武蔵野の落ち葉堆肥農法」が実践されている三芳町を訪問した他、狭山市にあるJAが運営する農産物直売所「あぐれっしゅげんき村」も視察し、地域農業への理解を深めました。 日高市ぽろたん研究会は10月12日と13日の両日、日高市のJAいるま野農産物直売所「あぐれっしゅ日高中央」で渋皮が簡単にむける栗「ぽろたん」をブランド化した「日高ぽロン」を販売しました。0度の冷蔵庫で約1カ月間じっくりと熟成させた「日高ぽロン」は甘みが増し、味も凝縮されています。当日は揚げ栗の販売も行い、「ほくほくで甘みが強く、塩加減も丁度良い。つい食べ過ぎてしまう」と好評。早朝から行列ができ大いににぎわいました。 同研究会の梅澤三子会長は「常連の方も多いので、これからも甘くておいしい栗をお届けできるよう、生産者同士頑張りたい」と笑顔で話しました。09 JA管内の特産品、サトイモの収穫が最盛期を迎えています。埼玉県はサトイモの収穫量が全国1位、JA管内は主産地として知られており、ねっとりした舌触りと上品な味わいなどが特徴で市場からも高い評価を得ています。 JAいるま野野菜一元共販連絡協議会さといも部会の 山下真司部会長は「JA管内では、先祖代々の土地で採れた種芋を使い、栽培している農家も多い。猛暑を乗り切り、旬を迎えたサトイモを多くの人に楽しんでもらいたい」と話しました。 収穫のピークは12月下旬まで続き、京浜市場や県内市場を中心に出荷されるほか、JA直売所などでも購入することができます。 狭山市の株式会社かにやが販売する、日高市のブランド栗「高麗川マロン」を使用した、和栗のテリーヌ「栗匠 高麗川ブラウン」が好評です。素材の良さを最大限に引き出した逸品で、同社の公式オンラインショップなどで数量限定の予約販売を行っており、既に予約が殺到しています。 「高麗川ブラウン」は「高麗川マロン」の中でも雑味が少ない「国見」と、しっかりとした味わいが特徴の「大峰」を贅沢に使用しています。 同社の水村真太郎代表取締役は「素材本来の良さを活かすことに苦労したが、申し分のない仕上がりとなった。こだわり抜いた逸品をぜひ堪能してもらえたら」と話しました。 JAirumano News地域農業の課題を考える関東ブロック指導農業士研究会日高市ぽろたん研究会主催日高ぽロン販売会猛暑を乗り切った旬の味サトイモ収穫最盛期「高麗川マロン」を贅沢に使用かにやの「高麗川ブラウン」好評

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