農業は自由だからこそ責任をもつことが大切 サトイモなどを栽培しており、収穫した農産物は量販店の産直コーナーへの出荷や軒先販売を行っています。また、サトイモの一部はJA所沢共販センターにも出荷しています。 就農した当初は失敗することもありましたが、それ農して22年になります。父が働く姿を幼い頃から傍で見ており、農業の基礎知識は父から学びました。を苦労とは思わず、糧として学びに変えていき今日に至ります。昨今は、温暖化などの影響で従来の栽培環境と変わってきているところもありますが、そうした変化に対応しながら、消費者の方に美味しい野菜を届けられるよう頑張っています。現在、約2㌶の農地でニンジンやホウレンソウ、農家の家系の3代目で、農業大学校を卒業後、就私が農業をする中で嬉しいことは「自分が狙ったような品質や味の農産物ができたとき」です。圃ほう場が住宅街にあるため、周りの環境に配慮し栽培管理を行っているので、そうした中で自分の思ったような農産物ができたときは嬉しく思います。また、その農産物が産直コーナーや軒先販売で売れ、リピーターなどになってもらえたときは、農業をしていくなかでのヤル気にも繋がりますね。私は、農業は良い意味で自由な仕事だと思っており、だからこそ責任を持つことが大切だと考えています。消費者の方に良質な農産物を届けるためにも、「自分が出来ることを出来る範囲で計画的に行っていく」を心掛け、今後も農業に励んでいきたいと思います。じょ所沢市和ヶ原自分のできることを精一杯やる水村裕介さん――就農から現在までの状況をお聞かせください。――農業をする中で嬉しいことを教えてください。サトイモの調整作業。「一つ一つ丁寧に」を心掛けています。ホウレンソウの種まき。計画的に作業を行います。06
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