JAいるま野 広報誌 2024.10|No.340
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 所沢市で8月19日、近年美容や栄養価が高いことで注目を集めているモロヘイヤが、収穫最盛期を迎えました。今年は適度な降雨と天候に恵まれ、収量・品質ともに良好です。 同市で約8アールの面積で栽培する鈴木勝敏さんは栽培を始めて23年目。収穫は9月中旬頃まで続き、約1500キロの収量を見込みます。 鈴木さんは「生育に手間はかかるが、安定した収量が見込めるのでやりがいにもつながる。健康に良いモロヘイヤを食べて、暑い夏を乗り切ってほしい」と笑顔で話しました。 収穫したモロヘイヤは、JA所沢共販センターを通じて県内や東京の市場に出荷されます。 川越市で8月1日、小麦「ハナマンテン」種子の生産物審査会および農産物検査が行われ、JAいるま野の子会社のいるま野アグリが生産した種子約9.9㌧が審査基準を満たし、全量合格となりました。 JAでは、これまで主に長野県産の種子を使い、「ハナマンテン」の生産がされていましたが、より安定的に小麦の種子を供給するため、同社が管理する富士見市内の水田を指定種子生産圃 合格した種子は、今秋の播へ供給していく予定です。09ほじょう場に指定し、生産に取り組んできました。 はしゅ種に向けて管内全域の生産者 坂戸市大家地区で8月22日、イチジクの収穫が始まりま楽部」の副会長を務める長野芳憲した。「大家いちじく俱さんは、赤く色づいたイチジクを綿の手袋をはめて丁寧に収穫していきました。 長野副会長が栽培するイチジクは、県の特別栽培農産物場で52株をVの認定を受けており、今年は約3アールの圃字栽培し、約600キロの収量を見込んでいます。 収穫したイチジクは、11月上旬頃までJA坂戸農産物直売所に出荷する他、同市や狭山市などのケーキ店にも出荷する予定。「大家いちじく俱楽部」と書かれたシールが目印です。 富士見市で8月上旬から9月上・中旬頃にかけ、特産の梨が収穫最盛期を迎えました。富士見梨生産組合の清水宏司組合長が経営する梨園でも、旬を迎える「幸水」や「彩玉」、「豊水」の収穫期を迎え、みずみずしく育った梨を丁寧に収穫していきました。 梨は、肥培管理や病害虫対策などを徹底したことで十分な糖度に仕上がっており、収穫時期も例年通りとなりました。 清水組合長は「消費者が笑顔になってもらえるように丹精込めて栽培した。これからも安心で新鮮な梨を届けられるように励んでいきたい」と話しました。くらぶほじょう笑顔でモロヘイヤの収穫をする鈴木さん種子の審査をする県農林振興センター職員笑顔でイチジクを収穫する長野副会長収穫作業に励む清水組合長美容や健康にも良い!所沢市でモロヘイヤが収穫最盛期小麦「ハナマンテン」種子全量合格!管内全域に供給へ坂戸市大家地区で大粒のイチジク収穫開始富士見市特産の梨 収穫最盛期!JAirumano News

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