JAいるま野 広報誌 2024.10|No.340
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り、農産物は日高市のカット野菜を加工する食品会社などに納めています。ふじみ野市で家族経営の卸し販売の会社を営んでおり、仕事の関係で狭山市の横田園と出逢ったことがきっかけで農業を始め、今年で3年目になります。     道を模索している中で、横田園に出逢い本格的に農ディキャップがある親類を家族として幸せにできる業を始めました。前職からの友人とともに同園の横田洋志さんから農業の基礎知識を学び、今は、近隣住民の方々など多くの人に支えられながら農業に励んでいます。現在、約10㌃の面積でピーマンなどを栽培してお以前から農業には興味を持っていましたが、ハン就農1年目のときに、栽培していた大根500本が病害虫の被害にあってしまったことです。自分自身では対策をしているつもりでしたが、農業の大変さを改めて痛感した出来事でした。しかし、この経験を経て、試行錯誤などを重ねながら成長を見守り、実際に成果として野菜を収穫できたときの喜びはひとしおでしたね。今後の目標は、年内を目途に狭山市の認定農業者になり、まずは自分たちの土台をしっかりと固めること。そして将来的には、当初の目標だったトマトの栽培や年齢・ハンディキャップなどの社会的属性に囚われず、皆が楽しく働けるような農園を創れるよう友人と二人三脚で頑張っていきたいです。三芳町北永井――就農から現在までの状況をお聞かせください。――農業を始めて思い出に残っている経験を教えてください。仲間と試行錯誤しながら学ぶ若手農家藤元康次郎さん農業は「夢のある活動」06一緒に栽培をする友人の脇坂友祐さん㊧と寒冷紗を掛けている様子。これからも二人三脚で農業に励みます。ピーマンの収穫作業。生育状況を確認しながら、収穫適期を見極めます。

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