JAいるま野 広報誌 2024.10|No.340
10/20

10 入間市で茶・原木シイタケの生産、販売などを営む「貫井園」は8月24日、醸造用ブドウ「ピノ・ノワール」「シャルドネ」約580㌕を収穫しました。 醸造用ブドウの栽培は、2016年に同園の代表取締役である貫井香織さんが開始。時が経つことで味わいが変化するワインに感銘を受けたことなどをきっかけにワイン造りを決意し、茶と原木シイタケ栽培の繫忙期と重ならないこともあり、醸造用ブドウの栽培に繋がりました。 同園のワインは「Yahoo!ショッピング」や同市のふるさと納税返礼品として購入ができます。 JAは8月20日、狭山市の白髭神社で令和6年9月から開始する農機レンタル・耕耘除草作業受託の試験的事業化にあたり安全祈願祭を行いました。JAの亀田康好組合長を始め、狭山地域理事や関係者ら17人が参加しました。 当日は、事業の安全祈願と使用する農機のお祓いが行わ場でレンタル農機と耕耘作業の実演がれたほか、近隣の圃行われました。 この取り組みは試験的事業として狭山地域に限定して実施し、事業内容や体制の精査を進めていきます。 今後もJAでは組合員の農地維持管理の負担軽減を図ることができるように取り組んでいきます。 JA毛呂山支店で8月1日、毛呂山農産物直売組合、毛呂山柚子部会、毛呂山支店梅部会、毛呂山米出荷組合の4組織で垣根を越えた座談会を開きました。 座談会には平野清組合長、鎌北隆会長、小髙孝司会長、数崎仁組合長をはじめ、関係者ら38人が参加し、地域農業振興計画や、毛呂山町の10年後の地域農業について意見を交わしました。 同直売組合の平野組合長は「農業者の高齢化や、人手不足など問題は多くある。今後も地域の農業を守っていくためには、新規就農者が増えるような取り組みや、獣害対策、新たな特産品の生産などを考えていく必要がある」と話しました。しらひげほじょう「ピノ・ノワール」を収穫する貫井さん梨の色味を確認する中村技師 JAいるま野西部果樹部会は8月22日、JA飯能支店会議室でブドウと梨の糖度検定会を開きました。部会員や県川越農林振興センター、飯能市、JAの担当者ら30人が参加し、糖度や色味、重量などを確認しました。 同センターの中村紀賀技師は「今年のブドウは、平均気温が高く、適度な降雨のおかげで糖度が高く粒も大きく仕上がった。梨もブドウと同様で生育と糖度ともに良かった」と講評しました。 同部会の山下富司部会長は「今後も品質重視の栽培を徹底し、消費者に喜んでもらえるよう、甘くおいしい果樹を育てたい」と話しました。 収穫したブドウは、同部会員の各農園で9月下旬頃まで、梨は10月上旬頃まで販売する予定です。農機の実演をするJA職員意見を交わす平野組合長ら入間市の貫井園で醸造用ブドウ収穫!西部果樹部会ブドウと梨の糖度検定会開催狭山市で 農機レンタル・耕こううん耘除草作業受託の試験的事業化!毛呂山町で垣根を越えた生産者組織座談会を開催JAirumano News

元のページ  ../index.html#10

このブックを見る