JAいるま野 広報誌 2024.09|No.339
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10「もろ丸くんのスイカ」を購入する常連客県農協農政対策委員会の坂本富雄委員長に要望書を手渡す亀田組合長㊨カーボンニュートラルLPガス供給証明書とJA職員旬のトウモロコシを収穫する参加者 JAいるま野は7月中旬から下旬にかけて越生、毛呂山、坂戸の各農産物直売所でトウモロコシやスイカ、トマトの祭りやフェアを開催し、各地で盛り上がりをみせました。 越生農産物直売所では、白くて甘みの強いプラチナコーンを販売。トウモロコシの試食や赤紫蘇ジュースの試飲会も行いました。 坂戸農産物直売所では、新鮮なスイカとトマトの試食販売をし、子ども達も楽しめる催しとなりました。 毛呂山農産物直売所では同町のキャラクター「もろ丸くん」の名前を使った「もろ丸くんのスイカ」を販売。定番の赤玉に加え、黄色い果肉のスイカが並び、お目当てのスイカを求める客でにぎわいました。 JAは7月2日、県農協農政対策委員会に「2024年度 JAいるま野農政課題に関する要望書」を提出しました。 要望の趣旨として「都市近郊農業は未来に残すべき社会的資本、いるま野の緑を守る運動」「持続的農家経営のための運動」「国民の食生活と暮らしを守る運動」を柱に据え、新たに「食料供給困難事態対策法に対応するための支援」や「農業生産コストの適正な価格転嫁に対する支援」など3つの項目を加え28項目を要望しました。 JAの亀田康好組合長は「関係当局に生産者の思いを届けてもらうことで、農業者が持つ課題を少しでも改善できるよう働きかけてもらいたい」と話しました。 JA狭山茶センターでは、環境に配慮した企業のCSR(企業の社会的責任)活動の一環として、カーボンニュートラルLPガスを導入しました。 「カーボンニュートラル」とは、企業や個人などが引き起こす地球温暖化の原因となる温室効果ガス(主にCO2/二酸化炭素)の排出量を実質的にゼロにする取り組みで、狭山茶センターではカーボンニュートラルLPガスを採用することで、年間およそ6.4トン(令和4年度実績)の CO2排出量削減に貢献します。 同センターの畠山健司課長補佐は「今後も環境問題を意識しながら業務に取り組み、企業の社会的責任を果たしていきたい」と話しました。 JAは7月6日、懸賞付定期貯金キャンペーンの当選者を対象に農作物の収穫体験を開催しました。当選者12組 23人が参加し、狭山市の室岡英紀さんの圃場で旬のトウモロコシやジャガイモを収穫し、地域農業への理解を深めました。 収穫体験は、農業体験を通じて農家と消費者を結ぶ機会を提供し、農業の大切さを体感、認識してもらうために行われました。 参加者は「収穫体験を通じて、農業の大変さを理解することができた。収穫した野菜は直売所のレシピを参考にして、美味しく調理したい」と笑顔で話しました。ほじょうJAirumano News北部地域で祭り・フェア開催!県農協農政対策委員会に農政課題28項目を要請狭山茶センターでカーボンニュートラルLPガス導入貯金キャンペーン当選者が収穫体験旬の農産物を堪能

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