JAいるま野 広報誌 2024.08|No.338
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 所沢市で6月14日、春蚕期の繭の出荷が行われました。JA管内では1戸の農家が養蚕を続けており、今期は約121㌔の繭を出荷しました。蚕は5月中旬から飼育を開始。蔟を行い、6月上旬には繭を作るための場所へ移動させる上生育は順調で例年通りの出荷となりました。 同市で25年以上蚕を育てる小暮重行さんは「蚕室や作業時に消毒などの防除をしっかりと行ったので、品質の良い繭ができた。今後も良質な繭を育てていきたい」と笑顔で話しました。出荷した繭は県優良繭生産推進協議会を通じて長野県の製糸所に運ばれ、白生地や反物などに加工される予定です。09 JA管内の主力品目、エダマメの収穫が最盛期を迎えています。4月から5月にかけての温暖な気候のおかけで、生育は順調。例年より1週間ほど早い収穫となりました。 JAでは生産者と品種設定を協議して出荷するエダマメを「いるまめ」として販売。品質保持のため包装資材に鮮度保持袋を使用するなどの工夫を行うことで、食味にもこだわり、市場でもブランド品として定着し、高評価を得ています。 JA野菜一元共販連絡協議会枝豆部会の飯野芳彦部会長は「今年は例年以上に品質と食味が良好。甘さと風味が豊かなエダマメを食卓のお供にして味わってもらいたい」と笑顔で話しました。 JA野菜一元共販連絡協議会枝豆部会には、約220人が所属し、およそ140㌶で栽培。今シーズンは約15万㌜(1㌜ 6.5㌔)の出荷を見込み、収穫は9月下旬まで続く予定です。じょうぞく 毛呂山町で6月27日、スイカの収穫が始まりました。 同町では、町のキャラクター「もろ丸くん」の名前を使った「もろ丸くんのスイカ」をブランド化に向けて栽培。糖度15度以上のものが多く、シャリ感の良さが特徴です。また、種が大玉スイカの4分の1ほどのサイズと小さくて食べやすい「ピノ・ガール」の栽培にも取り組んでいます。 スイカ農家の大野謙一さんと新井功さんは「微量要素を加えた土づくりと温度管理を徹底してきた。丹精込めて作った甘いスイカを食べて笑顔になってもらえれば」と話しました。 収穫したスイカは、JAいるま野毛呂山農産物直売所で8月中旬まで販売する予定です。旬のエダマメを収穫する飯野さん純白の繭を出荷する小暮さん㊨当日は、マスコミ各社も取材に訪れましたスイカの収穫をする新井さん㊧と大野さん㊨所沢市で春蚕期の繭出荷!糖度15度以上!毛呂山町でスイカの収穫が始まるJAirumano News暑い夏のお供に!旬のエダマメ収穫最盛期!

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