JAいるま野 広報誌 2024.08|No.338
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ボウ、ホウレンソウなどの季節野菜を栽培しており、農産物はJA狭山共販センターやJA農産物直売所「あぐれっしゅげんき村」などに出荷している他、一部は市のふるさと納税の返礼品としても使われています。     励んでいます。その甲斐もあり、親子二代に渡って、携わる父の背中を「誇らしい」と思い、就農して22年目になります。特に地域特産のサトイモの栽培には力を入れており、良質なサトイモを出荷しようと最高位の農水大臣賞を複数回受賞することもできました。現在、約4㌶の面積でサトイモを中心にサラダゴ狭山地域は生産者同士の繋がりが強く、栽培講習会などを通して、日々良質な農産物を届けようと頑張っています。13年ほど前から特産のサトイモを地元の方により認知してもらおうと若手農業者で「さやま里芋増産倶楽部」を立ち上げ「さといもコロッケ」を販売しています。流通しない親芋を使うなどSDGsの活動にも取り組み、JAの農業祭や地域のイベントなどに出店し、産地のPRにも尽力しています。地域の方がサトイモを知るきっかけになれば嬉しいですね。今後は、子どもに「農業は魅力的な仕事」だと思ってもらえるようにすることと「いるま野のサトイモ」をより多くの人に知ってもらえるように励んでいきたいと思います。座右の銘は「目が届く」「手が届く」「心が届く」白倉崇弘さん――就農から現在までの状況をお聞かせください。――地域への想いを教えてください。狭山市青柳地元の人に地域の美味しい農産物を届けたい!かんすい13代続く農家の家系に生まれ、幼い頃から農業にスプリンクラーの設置作業。灌サトイモに育ちます。水などによる栽培管理をしっかりと行うことで美味しいサラダゴボウの梱包作業。一つひとつ丁寧に作業していきます。06

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