JAいるま野 広報誌 2024.08|No.338
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 三芳町で6月22日、世界農業遺産認定記念事業の一環として「農業遺産農業塾」を開校しました。同町を含む三富地域では昨年、伝統農法「武蔵野の落ち葉堆肥農法」が世界農業遺産に認定され、都市近郊農業と伝統農業の両方が息づき、農業の振興に力を入れています。当日は地域住民ら20人が参加し、町立上富小学校の屋上から平地林が短冊状に配置された独特の景観などを見学したほか、地元農家場でジャガイモで同農法を実践している島田喜昭さんの圃の収穫体験などの作業を行いました。 島田さんは「この農業塾を通じて農業と農家への理解者が増えたらありがたい」と笑顔で話しました。 JA管内の富士見市や狭山市、坂戸市などで、小麦「ハナマンテン」の収穫が最盛期を迎えました。ハナマンテンは、長野県で育種された超強力系の小麦で、2007年から坂戸市で栽培を開始。パンや中華麺に加工するとモチモチとした食感が楽しめ、人気を集めています。 JAいるま野の子会社、いるま野アグリは6月6日、富士見市の圃場で麦刈りを行いました。本年度は富士見市や鶴ヶ島市など約20ヘクタールの栽培面積で約80トンの収穫量を見込んでいます。狭山市では6月11日、小麦農家の松井克実さんが収穫を始めました。4月下旬から5月上旬にかけての適度な雨量と温暖な気候のおかげで生育は順調で品質も良好です。 刈り取りは6月下旬まで続き、JA坂戸カントリーエレベーターに出荷され、県内のパン店やラーメン店などに使われる予定です。ほじょう 日高市で6月7日から、特産のブルーベリーの収穫が始まりました。同市のブルーベリー研究会会長を務める土屋源一さんは「今年は適度な雨量と気候で生育が順調。昨年よりも収量が多く粒も大きく仕上がった」と話しました。 同市では摘み取り体験ができる農園5カ所をマップ化しており、体験は7月中旬から8月末までを予定しています。 土屋会長は「同研究会は甘くておいしいブルーベリーの栽培に取り組んでいる。マップやレシピ集は市内の公民館や農園にも置いてあり、手に取ってもらえればありがたい」と話しました。 出荷は8月末まで続き、自宅で販売する他、JA農産物直売所あぐれっしゅ日高中央などで販売予定です。ほじょう講師を務めた島田さん㊨下と参加者ら収穫作業に励む松井さん丁寧に収穫する土屋さん品質を確認する、いるま野アグリ社員10世界農業遺産記念事業三芳町で「農業遺産農業塾」開校日高市特産のブルーベリー収穫始まるJAirumano News品質良好!JA管内でハナマンテン収穫期!

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