JAいるま野 広報誌 2024.07|No.337
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設立までの経緯とその事業JA管内の農業は、従事者の高齢化と兼業化が進み、担い手不足による有休農地の拡大は水田地帯のみならず畑作地帯まで広がり深刻な問題となっています。このような状況下の中、JAの役割として、管内の水田・畑作・中山間地域の農業の継続的発展のため、用地の維持管理および農業経営を目的としてJA出資型農業法人「いるま野アグリ」が設立されました。同社の事業は主に以下の3つに分けられます。①農作業の受委託事業②農産物の生産・販売事業③苗の生産・販売事業この他にも、新規就農希望者へ研修を実施し、地域農業の担い手の育成を図る「新規農業就農者の育成事業」やJAグループの職場研修・視察等の受入などを通じて自然の大切さや農業と食の役割を次世代に伝えることで、地域農業の維持・発展に努めています。こうした働きが評価され、2023年の埼玉農業大賞の地域貢献部門では大賞を受賞しています。04     株式会社 いるま野アグリ 会社概要□所在地      富士見市みどり野北76  TEL / 049-254-3119(代)□ホームページ   https://www.ja-irumano.or.jp/irumanoagri/□創立年月日    2006年(平成18年)11月27日□資本金      5,110万円(授権資本7,600万円)□代表取締役社長  加藤 榮壽□代表取締役専務  佐伯 朋夫□従業員      15人(令和5年4月1日現在)□事業内容     農作業の受委託事業、農産物の生産・販売事業、苗の生産・販売事業、          新規農業就農者の育成事業 いるま野アグリは、「風薫る緑豊かないるま野大地にアグリの実り」を社是に、地域農業の振興と持続的な農業発展のため、農業支援、優良農地の維持、多様な担い手の育成と規模拡大農家への支援を目的に事業を展開しています。 今月号の特集では、JAいるま野の子会社である同社の事業の一部をご紹介します。JAいるま野の子会社の取り組み~いるま野アグリ~

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