JAいるま野 広報誌 2024.07|No.337
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田植え体験を楽しむ児童ら田植え体験を楽しむ参加者出荷規格を確認する生産者ら真剣に田植えをする参加者 所沢市立三ヶ島小学校は5月24日、同市の糀谷八幡湿地棚田で、田植え体験を行いました。5年生49人が参加し、約10㌃の棚田でJAが提供したコシヒカリともち米「峰の雪」の苗を植えていきました。体験会は、同湿地の保全整備活動に取り組む糀谷八幡湿地保存会のメンバーが主催。農業者の高齢化や担い手不足で荒れた湿地を戻そうと2004年に地元有志により設立され、里山風景の再興を目指し、山林などの整備に取り組んでいます。同会の水村周介会長は「身体づくりに必要な日本人の主食である米ができる過程を体験し、地域農業への理解を深めてもらいたい」と話しました。11ほじょう場 JAは5月26日、西部読売会と共催し、川越市内の圃で田植え体験イベントを行いました。JAと地産地消を共に進める西部読売会の購読者に食と農の大切さを学んでもらうことを目的に開催し、約120人が参加しました。 参加者は県産のブランド米「彩のきずな」を丁寧に手で植えていき、泥を手で平らにならすなど、農業体験を楽しみました。 参加者の親子は「自然と触れ合いながら初めて田植えができて良かった」などと話しました。 9月下旬頃には稲刈り体験を予定しており、JAでは今後も食育活動を通じて、地域住民への農業に対する理解の醸成を図っていきます。 JA越生町支店梅部会は5月23日、「白加賀」や「越生べに梅」などの梅の産地で知られる越生町で、梅の目揃え会を開きました。 品質や出荷規格を生産者たちが手に取って確認し、26日から始まる出荷に向けて、品質の統一化を図りました。 同部会の部会長を務める横田邦夫さんは「今年は例年に比べて収量が少ないが、品質は良好。来年に向けて万全の準備を整えて、梅の生育に励みたい」と意気込みを語りました。JA販売推進課の飯野昌弘課長は「JAとして、農業者の所得増大に繋がるよう需要と供給のバランスを上手く取っていきたい」と話しました。 坂戸市で25日、米穀メーカー東洋ライスが、「サイタマ工場場見学&田植え体験イベント」を開きました。田植えを通じて農業や食の大切さを感じてもらうことを目的に、JAいるま野と坂戸市が共催しました。顧客や同市民など約30人が参加し、同社の工場で無洗米がどのように作られるかなどの講習後、JA入西米出荷組合の新井雅之さんのほじょう圃 JA北部資材センターの南雲良一主任は「今回の体験を通じ米作りを身近に感じて頂き、農業への理解が深まればうれしい」と話しました。場で田植え体験を行いました。里山風景を感じて児童が糀谷八幡湿地で田植え体験西部読売会と共催18回目の田植え体験越生町で梅の目揃え会東洋ライスが田植えと工場見学イベントを開催JAirumano News

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