JAいるま野 広報誌 2024.06|No.336
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新しいことに目を向け、日々奮闘する若手農家道谷淳史さんサツマイモなど多品目の野菜を栽培しており、農産物はJA農産物直売所「あぐれっしゅ日高中央」や「高萩南直売所」などに出荷しているほか、一部はネット販売も行っています。    ― に農業に勤しんでいます。どんな人でも働きやすいのとき、農家の父が病に伏したことを転機に、自分自身で一から考えて農業に真摯に取り組むようになりました。今では規模を広げ、両親と妻に加え、社員やパート、福祉事業所からのお手伝いの方ととも環境を整え、効率良く農業に取り組めるように、様々な事柄に関心を向けることを心掛けています。現在、年間約10㌶の面積にネギやトウモロコシ、高校を卒業後、就農して21年目になります。20歳私が農業を始めて良かったことは「色々な人と繋がりが持てたこと」です。現在、私は青年部に所属しています。先輩の農家からは専門的な知識を教えてもらい、後輩の農家には自分の経験をもとにしたアドバイスを送るなど、農家同士の交流と情報交換の場として重宝しています。また、私は農業は健康でいることができる源だと思っています。定年がなく、本気で取り組めば、その分、地域や社会に必要とされる存在になれる。自分自身の生きがいとして農業を始めて良かったと感じています。今後は、自分の子どもに「農業は魅力的な仕事」だと思い、仕事として選んでもらえるような農家を目指して、これからも努力していきたいと思います。日高市旭ヶ丘必要とされる野菜と会社をつくる就農から現在までの状況をお聞かせください。――農業を始めて良かったことを教えてください。ニンジンの梱包作業。一つひとつ丁寧に袋詰めしていきます。キュウリの苗の生育確認。立派に育つように丁寧に確認していきます。03

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