JAいるま野 広報誌 2024.06|No.336
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 JA子会社のいるま野アグリは4月11日、県指定の採種ほじょう場で国産小麦の主要品種「ハナマンテン」の圃場審査を行圃いました。富士見市内の1.7㌶の圃場には関係者ら約20人が集まり、異品種の有無や雑草の状態などを確認しました。今後は2回目の審査と採種に備えていきます。同品種の採種は、県などからの要請を受けて取り組んでいるもの。指定された生産圃場で10㌃当たり300㌔の収量を確保することで県内全域のハナマンテン生産者への供給を目指しています。 同社の矢島隆弘課長は「今後も関係機関の指導のもと、良質な種子を提供できるように栽培管理を徹底したい」と話しました。 JA子会社のいるま野アグリは4月11日、JA管内の主力米「彩のきずな」の種子の鉄コーティング作業を行いま場に直播することが可した。鉄コーティングした種子は圃能で、育苗作業が不要になることから資材費などの削減が期待でき、米生産者からの需要は年々高まっています。 作業では、鉄コーティング剤の一部に、たん水直播栽培用コーティング資材「りもみん」や過酸化カルシウム紛粒剤「カルパー粉粒剤16」を使用。従来の酸化促進作業が不要となり、更なる作業の効率化などが見込まれます。 同社の矢島隆弘課長は「今後も生産者支援のため、新技術の導入などに努めていきたい」と話しました。 JAは4月13日、ふじみ野ステラ・ウエストで「JAいるま野全体職員会議」を開催しました。同会議は令和6年度の事業計画や実践される中長期事業戦略プランについて、職員一人ひとりが理解し、自発的な改革意欲を抱くことを目的に実施。当日は、三役による講演や職員表彰の 後、本店常務による事業方針について説明があり、また今年度入職した新入職員一人ひとりが今後の意気込みを語りました。 亀田康好組合長は「職員が力を合わせ、JA全体が Well―being(心豊かで満足した状態)になれるように頑張っていこう」と働きかけました。ほじょう11採種圃場でハナマンテンの状態を確認する関係者鉄コーティング作業を行ういるま野アグリ社員㊨今後の意気込みを話す新入職員JAirumano News良質な種子の提供を目指して!ハナマンテン圃場審査会作業の効率化を目指して!水稲種子鉄コーティング実施自発的な改革意欲の醸成を目指して全体職員会議開催

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