JAいるま野 広報誌 2024.05|No.335
9/20

 入間市で3月3日、市内の小学生が茶の知識や入れ方の技術などを競うT-1グランプリが開かれ、扇小学校5年ンピオン」に輝きました。狭山茶生の篠田采人」が主催し、振興の一環として、若手茶業者の有志「茶59人が参加しました。競技は茶の入れ方実技競技など三つ。総得点上位4人が決勝戦に進み、審査員らの前で茶の入れ方実技を行い、茶ンピオンを決めました。決勝戦に進んだ4人と各学年の総得点1位の5人の計9人は茶人の中島克典会長から、狭山茶をPRする「お茶大使」に任命され、今後は市内で開催される茶の催し物に参加し、技術を披露していきます。09 JA管内で3月上旬から中旬にかけての4日間、「令和6年産水稲の育苗講習会」を開き、水稲生産者ら計102人が参加しました。 3月7日の講習会には、鶴ヶ島市のJA北部資材センターに18人が参加。県川越農林振興センターの杉田淳部長が講師を務め、育苗培土や種もみの消毒、播種前の準備などを説明した後、病害虫などに適した資材の説明を行いました。同センターの杉田部長は「いよいよ水稲栽培が始まる。高温障害や病害虫対策を生産者と一緒になって徹底していく」と話しました。 また、3月中旬からJA管内の川越カントリーエレベーター(CE)、坂戸CE、東部CEで水稲種子もみの温湯消毒が始まりました。作業は4月中旬まで続きます。 JAでは、「彩のきずな」、「コシヒカリ」など6品種が対象品種。温湯消毒は、農薬を使わずに60度の湯に10分間浸して消毒する方法で、良品質の米づくりと環境配慮型農業を実施できます。JA北部資材センターの田畑穣さんは「温湯消毒を正確に行い、生産者の水稲栽培を支援していきたい」と話しました。あやかチャ佳さんが「茶チャット JA越生支店柚子部会は3月15日、同部会の副会長を務める森村昌範さんの圃場で剪定講習会を行いました。生産性向上を目的に生産者14人が参加しました。当日は、県川越農林振興センターの上野亜由子担当課長が講師を務め、剪定適期や剪定方法などのほか、実演もしました。 同部会の宮崎幸男会長は「勉強になった。引き続き、足元には十分に気を付け、質の良いユズを栽培していく」と話し、同支店の須田康支店長は「講習会を機に、良質なユズを収穫し収量増を目指すことができる。今後も定期的に講習会を開きたい」と話しました。ほじょう説明をする杉田部長㊧審査員の前で茶入れを披露する児童組合員㊧と作業する田畑さんら剪定を実演する上野課長㊥JAirumano News小学生がお茶の知識や技術を競う!第8回T-1グランプリ開催JA越生支店柚子部会「剪定講習会」開催令和6年産米水稲栽培スタート

元のページ  ../index.html#9

このブックを見る