JAいるま野 広報誌 2024.05|No.335
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 毛呂山町の坂本茂さんが栽培する古代米の「『毛呂山ゆずの里』うまれの古代米甘酒」が人気を呼んでいます。甘めで子どもから大人まで味わえる逸品です。 坂本さんは以前から古代米をJA毛呂山農産物直売所に販売していましたが、より多くの方に古代米を味わってほしいという想いと近年の健康志向の高まりを受け、甘酒の商品化を決めました。 醸造した麻原酒造の坂元明弘さんは「古代米の赤い色ともちもちとした粒感を活かした。ぜひ、堪能してほしい」と話し、坂本さんは「ラベルにもこだわり、子どもにも親しみのあるイラストにした。この甘酒を通じて古代米を知ってほしい。たくさんの方に味わってほしい」と話しました。 JAは3月27日、JA川越第一営農販売センターで2024年産「彩のきずな」食味ランキング「特A」向上対策会議を開きました。日本穀物検定協会が実施する食味ランキングでJAが区域に含まれる県西地区の「彩のきずな」が関東で唯一4年連続最高ランクの「特A」を獲得した中、同プロジェクトでは2024年産も土づくりや生育調査など、全面的にサポートし5年連続を目指しています。 当日は、JA特Aプロジェクトに参加している生産者7人を対象に、2024年産に向けた取り組みスケジュールなどを協議。同プロジェクトに参加している新井則幸さんは「2024年産は、今まで以上に深く耕うんし、根張りの良い米づくりを頑張っていきたい」と話しました。11 JA東部地域は3月6日、東入間警察署から30運動の表彰を受けました。同運動は「飲酒運転をしない」「スピードを出さない」「事故を起こさない」運動で、役職員に交通安全の意識をより高めてもらおうと同地域が独自で取り組んでおり、毎年11月から2カ月間、同署の協力の下、無事故・無違反コンクールとして行っています。 同警察署の齋藤健一署長は「JAには日頃から警察に協力いただき感謝している。30運動は今後も継続してもらいたい」と話しました。 清水伸幸常務は「この運動を通して、職員には交通安全の意識をより高めてもらいたい」と話しました。 川越市鳥獣被害防止対策協議会は3月5日、川越市の霞ケ関公民館で農業者を対象に令和5年度第3回アライグマ捕獲従事者養成研修会及び電気柵設置講習会を開きました。計25人が参加し、Nature Station(埼玉県)の古谷益朗代表が講師を務め、アライグマの生態や特徴、箱わなの効果的な設置方法などを学びました。 同協議会は、適切な捕獲に関する知識や技術を有したアライグマ捕獲従事者を育成することが目的。古谷代表は「アライグマの捕獲だけでなく、生息域を拡大させない環境づくりも徹底してほしい」と話しました。PRする坂本さん㊨と坂元さん説明するJAの並木治男さん㊨表彰を受けた東部地域の職員ら箱わなの効果的な設置を説明する古谷代表JAirumano News2024年産「彩のきずな」食味ランキング特A向上対策会議古代米を原料にした甘酒!「古代米も知って欲しい」交通安全の意識向上を目指して!東部地域で30(サンナイ)運動表彰式「令和5年度第3回アライグマ捕獲従事者 養成研修会及び電気柵設置講習会」

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