JAいるま野 広報誌 2024.03|No.333
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ポイントを伝える中田さん(右から2番目)説明する並木治男職員㊧と生産者ら集まった食品を寄贈する関谷運営委員長ら説明する川越農林の担当者㊨と生産者 蔵inガルテン川越グリーンツーリズム推進協議会と川越市は1月21日、同市グリーンツーリズム拠点施設農業ふれあいセンター調理室で呉汁と里芋おやきの調理体験を行いました。当日は、JA武蔵野食文化推進者の3人が講師を務め、参加者23人に武蔵野の食文化を伝承しました。 同協議会は、以前から農産物の収穫体験や調理体験などを行ってきましたが、今回は旬を迎えた大豆など栄養満点な「呉汁」と、生産が盛んなサトイモを使った郷土料理「おやき」を作ろうとJAに講師の派遣を依頼。講師を務めた中田トシ子さんは「楽しんで調理している姿を見ることができて良かった。今後も多くの方に伝承していきたい」と話しました。 JAさけ武蔵生産組合は1月29日、川越市のJA第一営農販売センターで生産者会議を行いました。酒造好適米「さけ武蔵」の品質と収量向上を図ることが目的です。 当日は、同組合9人の生産者ら21人が参加。成分分析結果や高温対策、面積拡大などを説明しました。 同組合は、現在川越市や狭山市など10人の生産者が所属し、約10㌶の面積に栽培。収量を全量JAに出荷し、主に川越市の小江戸鏡山酒造や毛呂山町の麻原酒造の原料として供給しています。同組合の山田英夫組合長は「杜氏さんが使いやすい酒米の生産に向けて情報交換し合い、良質な米を一粒でも多く収穫したい」と話しました。11 JA大東支店は1月24日、地域貢献活動の一環として同支店運営委員会と同職員から集めた食品を「川越こども応援パントリー」に寄贈しました。同運営委員会の関谷和雄運営委員長を筆頭に、米や野菜、食材など640点が集まりました。 同パントリーの代表を務める時野閏さんは「たくさんの食材を寄贈していただき、感謝している。特に主食となるお米が多く、大変ありがたく思っている」と話しました。 関谷運営委員長は「同運営委員の皆さんや同職員の方からたくさんの食材をご提供いただき感謝をしたい。農作物中心とした心通う地域社会であり続けたい」と話しました。 JAは2023年12月中旬から2024年1月中旬までの8日間、川越市など5地域11カ所で水稲栽培講習会を開きました。参加者は計177人。令和6年産米に向けた米づくりを学びました。 1月17日には、川越市のJA第一営農販売センターで行い、県川越農林振興センターの担当者とJAが講師を務め令和5年産の生育概況の報告の他、気象変動に負けない米づくりなど、分かりやすい資料を基に説明。参加者は「土づくりや水管理を徹底し、十分な収量を見込めるよう頑張っていきたい」などと話しました。JA武蔵野食文化推進者が伝承!「呉汁」と「おやき」作り体験良質な酒米を!「さけ武蔵生産組合」生産者会議JA大東支店運営委員会食材640点を寄贈!気象に負けない米栽培を目指して「水稲栽培講習会」JAirumano News

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