JAいるま野 広報誌 2024.02|No.332
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花を摘み取る会員早稲田大学の花田勝彦監督(左から3番目)らに米を寄贈する石井敏夫地域理事代表㊧ら駿河台大学の徳本一善監督(左から2番目)らに米を寄贈する吉川誠地域理事代表㊨ら東洋大学の酒井俊幸監督(左から2番目)らに米を寄贈する新井康夫地域理事代表㊧ら城西大学の櫛部静二監督(左から3番目)らに米を寄贈する小川收一地域理事代表㊨ら説明する三浦獣医師㊥くしべ 女性農業者団体鶴ヶ島市のひまわり会は12月1日、サフランの雌しべの摘み取りを行いました。同会は、約4㌃の面積にサフランを栽培しています。 サフランは雌しべを乾かして香辛料や着色料に使い、西洋料理には欠かせない原料です。同会は8軒のサフラン生産者で構成された鶴ヶ島サフラン研究会に所属し、研究会の今年の収量は、約240㌘を見込んでいます。同会の会長を務める比留間由美子さんは「自宅でもサフランティーなどで堪能してほしい」と話しました。市によると、市内外約10店舗の料理店でサフランを使用し、「サフラン・タペストリー」が目印です。09 JAは11月下旬から12月上旬にかけて、1月2日・3日に開かれた「第100回東京箱根間往復大学駅伝競走」に出場したJA管内の4大学に「金芽米」を寄贈しました。 JA地域理事代表らが「早稲田大学」「東洋大学」「城西大学」「駿河台大学」を訪れ、管内の組合員が生産した「彩のきずな」を原料にした「金芽米」を監督らに手渡しました。 「彩のきずな」は、埼玉県で生まれた品種で暑さに強く、粘りとキレのバランスの良さが特徴です。寄贈には、粘り強くキレの良い走りができるよう期待が込められています。 JAの地域理事代表は「金芽米をたくさん食べて、粘り強い走りで頑張ってもらいたい」などと激励し、各校の監督らは「JAからいただいた米を食べて、記念となる100回大会を駆け抜けたい」などと話しました。 JA管内で同駅伝に出場する大学への寄贈は2005年から行っており、今年で19回目。今後も寄贈などの活動を通じて食と農の大切さや地域に根差したJAを目指していきます。      JA牛部会は12月1日、川越市のJA広域営農センターで「乳質改善に向けた実践策」の研修会を行いました。部員とJA職員ら15人が参加。全農さいたまの三浦道三郎獣医師が講師を務めました。 同獣医師は、乳質改善に関わる要因としてあげられる環境改善や乾物摂取量、栄養管理など、資料を基に分かりやすく説明しました。 同部会の時田裕部会長は「現在の酪農家は、経済的に厳しい状況であるが、この研修を機にもう一度牛の体調管理を徹底し、生産性の向上に努めていきたい」と話しました。   鶴ヶ島市の「サフラン」最盛期!「乳質改善に向けた実践策」JA牛部会が研修会開催JAirumano News粘り強い走りを期待して 箱根駅伝出場校に「金芽米」を寄贈!

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