JAいるま野 広報誌 2024.01|No.331
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ほ場ゆ部会の初野健 ユズの産地、毛呂山町で11月24日、特産の「桂木ゆず」の収穫が最盛期を迎えました。JA毛呂山柚一さんは「今年は豊作年。雨量が少なかった影響でやや小ぶりだが、香り良いユズに仕上がっている」と話しました。 同町のユズ栽培は、奈良時代から始まったとされています。「桂木ゆず」は皮が厚く香り高いことが特徴で、贈答用としても人気が高いです。 同部会は45戸が所属しており、今年は約10トンの出荷を見込んでいます。 初野さんは「ユズは余すことなく使える。鍋やジャム、薬味などで香りを楽しんでほしい」と笑顔で話しました。 収穫した「桂木ゆず」は、12月末までJA毛呂山農産物直売所などで販売を予定しています。ず子笑顔で収穫する初野さん説明する徳弥さん㊥と笑子さん㊨マスコミ各社も取材に訪れました小松菜の圃場を審査する審査員ら   じょう 秋篠宮殿下は10月23日、総裁を務める大日本農会の農事功績表彰を受けた県内の3農家を視察されました。 川越市では、2022年度に緑白綬有功章(花き部門)を受章した山下徳弥さん、笑子さん夫妻を訪れました。色鮮やかなパンジーなどが並んだ棚を前に、秋篠宮殿下は「土壌によって花の色は変わりますか」と質問。地域の伝統農法「武蔵野の落ち葉堆肥農法」についても、熱心に耳を傾けられました。 同視察はほかにも、桶川市の酪農家とさいたま市のクワイを作る若谷茂夫さんを訪問しました。09    JAふじみ野支店管内の若手農業者で組織する西部農事研修会は11月7日、ふじみ野市の周辺で「秋野菜立毛審査会」を開催しました。同審査会の開催は今年で53回目。農業技術の向上のために毎年行われています。当日は15の圃場を回り、品質や収量性、病害防除などの項目を審査し、優秀賞のふじみ野市長賞には高木光雄さん(小松菜)が選ばれました。その他の審査結果は以下の通りです。▽市議会議長賞=矢嶋俊則(カブ)、市農業委員会長賞=嶋田悦久(ホウレンソウ)、県農林振興センター所長賞=柿沼邦彦(ニンジン)、いるま野農業協同組合長賞=横山裕一(ホウレンソウ)秋篠宮皇嗣殿下推薦優良農家を御視察生産者同士が圃立毛審査会開催を審査JAirumano News毛呂山町特産「桂木ゆず」収穫最盛!

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