JAいるま野 広報誌 2024.01|No.331
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02 新年明けましておめでとうございます。 組合員をはじめ地域の皆さま方におかれましては、健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。また日頃より当JAの事業運営に関しまして、格別なるご支援とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。 昨年は6月に役員改選があり、私は代表理事組合長に就任いたしました。新たな役員体制のもと、協同組合活動の原点である人と人とのつながりを大切にしながら、組合員の皆さまのために努力を重ねて参ります。 長く続いたコロナ禍も5類移行により人流も活性化し、徐々に以前のくらしに戻りつつあります。しかしながら、長引くウクライナ情勢に加え、イスラエル・ガザ紛争が勃発し、未だ世界情勢は不安定な状況です。加えて鳥インフルエンザや異常気象などの天災や広範囲に渡る物価高騰の波はわが国を覆い、農業生産の現場にも大きな影響を与えており、持続可能な農業生産の確立が課題となっております。 このような状況ですが、協同組合理念を共有する組合員、JA役職員が一致団結し、課題解決にまい進すれば、必ずやこれらの課題を好機に転換することが出来ると確信しております。就任時の挨拶でもお話させていただきましたが、元に戻すのではなく、新たなものを皆さまと一緒に作っていきたいと思います。そのためには組合員皆さまとの絆をより強固なものとし、組合員の声を事業に反映していきたいと思います。  令和6年は、昨年に引き続き「農業者の所得増大・農業生産の拡大」「豊かで暮らしやすい地域社会の実現」「協同活動を支える経営基盤の確立」を基本方針とし、またいるま野の理想をカタチにした「IRUMANO Vision2033」の実現に向け事業展開しているところでございます。地域の農業と組合員・地域の方々から「JAはなくてはならない必要な組織」と評価されるよう、地域社会や行政と連携を図りながら役職員一同、なお一層の努力をしてまいりますので、変わらぬご指導を賜りますようお願い申し上げます。 本年の干支は甲辰(きのえたつ)です。「甲(きのえ)」は1番や優勢といった意味を持っており、辰(たつ)は「龍が現れるとめでたいことが起こる」と伝えられてきました。 この2つの組み合わせである甲辰には、「成功が型となっていく」という縁起のよい年であるといえることから、組合員の皆さまにおかれましては、事業や営農が成功し、健康で幸多き年となりますようご祈念申し上げまして、新年の挨拶とさせていただきます。「なくてはならない必要な組織」と呼ばれるようなJAを目指し、新たなものを皆さんと一緒に作っていきます。代表理事組合長  亀田 康好謹賀新年

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