JAいるま野 広報誌 2023.12|No.330
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株分けにしたサトイモを収穫する高橋さん意見交換を盛んに行う生産者ら当日は、マスコミ各社も取材に訪れました審査する審査委員ら JA川越野菜部会チンゲン菜部会は10月23日、JA第一共販センターで主力品種「セイロン」などの栽培講習会を開きました。部会員15人が参加。暑さ対策や病害虫の防除などを学びました。 日本農林社と県川越農林振興センターも参加。同社の佐藤貴城さんが今年の生育と資料を基に説明し、灌水の大切さや品種の特性などについて詳しく説明しました。 会長を務める塩川武彦さんは「良い情報交換の場になった。JAブランドの向上と生産者の意思向上につながるとうれしい」と話しました。09 JA管内の特産品、サトイモの収穫が最盛期を迎えています。埼玉県はサトイモの産出額が全国1位、中でもJA管内は主産地として知られており、ねっとりした舌触りと上品な味わいが特徴で市場からも高い評価を得ています。かんすい JAいるま野野菜一元共販連絡協議会さといも部会の高橋一善さんは「夏の暑さの影響で生育が心配されたが、灌水作業をしっかりしたおかげで品質も良く、収量も例年通りになった。消費者の方には、柔らかくねっとりとした舌触りを楽しんもらいたい」と笑顔で話しました。 同部会の会員は現在、約430人。およそ200㌶で栽培され、年間約55万ケース(1㌜10㌔)が出荷されます。収穫のピークは12月下旬まで続き、京浜市場や県内市場を中心に出荷されるほか、JA各農産物直売所などでも購入することができます。   かんすい   旬のサトイモ、僕も味わいました。その様子をYoutubeで公開しますのでご期待ください。 JA越生支店梅部会は10月30日、越生支店で「第37回梅干し品評会」を開き、今年は同部会の会員が51点を出展した中で、埼玉県知事賞は山口由美さんが受賞しました。 当日は、同町、県川越農林振興センター、JAらが肉質や形状、色、食味をそれぞれ審査。 審査委員長を務めた同センターの上野亜由子担当課長は「今年の梅は、高温の影響で梅農家は苦労があったにも関わらず、出品された梅干しは甲乙つけがたい出来だった」と審査講評を述べました。同部会の吉原保雄会長は「『越生の梅干し』は昔ながらの食味で、町内外からも人気がある。来年もまた良い梅干しに励みたい」と話しました。JAいるま野広報大使新原泰佑さんJA川越野菜部会チンゲン菜部会「栽培講習会」JA越生支店梅部会「第37回梅干し品評会」開くJAirumano News旬の味を楽しんでサトイモ収穫最盛期!

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