JAいるま野 広報誌 2023.12|No.330
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うめれん受賞を喜ぶ新井さん上野担当課長の説明を真剣に聞く参加者梅恋花のPRをする縄文海進販売店の会の田坂佳宏会長茶の出来栄えを吟味する入札業者ら 県茶業協会は、入間市の県茶業研究所で「彩の国さいたま第68回お茶まつり狭山茶品評会」を開催しました。 品評会は、狭山茶の品質向上を図ることや消費の増大を目的に毎年開かれており、農水大臣賞に「仕上げ茶・普通煎茶の部」から所沢市の新井真一郎さん、県知事賞には「手もみ茶の部」から入間市の池谷英樹さんが受賞しました。新井さんと池谷さんはともに、すべての項目で唯一の200満点を獲得。新井さんは艶や爽快味などが、池谷さんはうま味などが高評価を得ました。 越生町で10月21日、梅を元気にする協議会主催の梅農家体験教室の開講式と第1回講座を開きました。町内外から応募した6人が参加。来年7月下旬まで全8回の受講を予定しています。 同教室は、梅農家の高齢化や担い手不足が著しい中、町内で将来的に梅を栽培する意思のある人を対象に9月に募集しました。当日は、開講式で新井康之町長らがあいさつ。第1回講座では、県川越農林振興センターの上野亜由子担当課長が講師を務め、同町の梅の歴史や品種、年間の生育などを説明しました。今後は、冬季剪定や苗木づくり、梅ジュース作りなど、梅農家の1年を体験する講習を予定しています。11    入間市の県茶業研究所で10月3日、「第50回関東ブロック茶の共進会」の出品茶の入札販売会が行われました。販売関係者約60人や共進会出品者らが参加。最高価格は「荒茶・普通煎茶」が1㌔9万8000円、「荒茶・深蒸し煎茶」は同20万円、「仕上げ茶・普通煎茶」は同10万8000円となりました。入札は番号を付けて並べた茶葉のサンプルを入函する方式。いずれも札業者が吟味し、価格を記入して投最高位の農水大臣賞受賞茶が最高価格で落札されました。県茶業研究所の渡辺寛文所長は「摘採が早く進んだことが良質な茶の出品につながった。茶商の評価は生産者の励みになる」と話しました。 JAいるま野東部米生産組合の「彩のきずな」を使用した純米吟醸「縄文海進」の原酒に富士見市産の青梅を漬け込んだ梅酒「梅恋花」の販売が10月中旬から始まりました。 梅恋花は2017年11月に富士見市の特産品づくりと地産地消の新たな取り組みの一環として販売を開始。純米吟醸の上品な香りと旨みに梅の爽やかな酸味が調和し女性でも飲みやすいお酒になっています。 価格は1本(500㍉㍑)1320円(税込)で約1500本の限定販売。JAあぐれっしゅふじみ野農産物直売所をはじめ、縄文海進販売店の会に加盟する市内12の酒店などで販売しています。とうかん狭山茶品評会新井さんと池谷さんが受賞梅農家体験教室開講式と第1回講座関東ブロック茶共進会の出品茶入札販売会今年も完成梅恋花かが販売開始JAirumano News

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