JAいるま野 広報誌 2023.12|No.330
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講習会を注意深く聴く組合員農機に試乗して購入を考える女性㊧買い求める客㊧らグループ討議を行う参加メンバー JA越生支店は10月18日、特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」の生態と防除の講習会を行いました。 「クビアカツヤカミキリ」は幼虫が木の中を食い荒らし、被害木は枯死することもあります。こうした中JAは、管内に梅やユズを特産として栽培する組合員を対象に募り、50人が参加しました。 県環境科学国際センター研究推進室の三輪誠副室長が講師を務め、属性や生態の他、国内の侵入状況や被害実態、防除方法などを写真付きの資料で詳しく説明。参加者は「繁殖していることを真剣に受け止める。もう一度、梅の木を巡回し、発見したら早急に報告する」と話しました。 JAは10月28日、川越市のJA川越第一共販センターで畑作農機展示会を開きました。約280人の組合員が訪れ、メーカー29社が畑作の農機を展示した他、低コスト肥料「バイオスティミュラント」の紹介ブースを設け、PRを行い、会場は賑わいを見せました。 訪れた生産者は「農機の魅力を再確認できた」などと話しました。JA購買課の高橋晴夫課長補佐は「農業機械は生産性の向上や規模拡大などに不可欠な必需品。引き続き、中古農機を含め、推奨と提案を積極的に行い、取り扱い拡大を目指していきたい」と意気込みました。    日高ぽろたん研究会は10月7日と8日の両日、日高市のJA農産物直売所あぐれっしゅ日高中央と高萩南農産物直売所で、渋皮が簡単にむける栗「ぽろたん」をブランド化した「日高ぽロン」を販売しました。 9月に収穫した「日高ぽロン」は、1カ月ほど0度で貯蔵し熟成させることで糖度が増します。収穫後は、自宅での選別と出荷時、会員同士など5回選別し、品質とサイズを統一しています。同研究会の梅澤三子会長は「今後も販売し続けられるよう、生産者同士頑張っていきたい」と意気込みました。 JAは10月5日、川越市の本店でチェンジエージェント(改革促進人)養成プログラムの開講式を開きました。同養成プログラムは、ワークショップなどを通して、改革に必要な課題分析力や提案力を身に付けるというもの。試行訓練を行うことで発想力の強化も行い、JAの今後に向けた新たな改革プランを検討し、経営陣にも提案していく予定です。 JA人事管理部の佐藤靖弘部長は「JAを取り巻く事業環境が急速に変化する中、将来のJA事業経営を見据えた事業創出と革新的な発想が出来る人材の育成が急務となっている。参加者には改革の先導役として期待している」と話しました。10「クビアカツヤカミキリの生態と防除」講習会開くJA畑作農機展示会日高ぽロン販売会変革意識の醸成に向けてチェンジエージェント養成プログラム開講JAirumano News

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