就農から現在までの状況をお聞かせください。斉藤さんにとって地域の農家の仲間とはどういう存在ですか?薯などの季節野菜を栽培しており、農作物は全量JA所沢共販センターに出荷しています。農して6年目になります。父が農家で、小さい頃から農業は身近な存在でしたが、いざ始めてみると、当時は必要な知識の多さや肉体面など農業の大変さを痛感したことを今でも覚えています。青年後継者や地域の仲間たちとの交流を経て、現在は安定して農業を続けていけるようになりました。 ―― 整など、品質管理を徹底しており、自信を持って共販出荷をしています。現在、約3㌶の面積にニンジンやサトイモ、馬鈴農機などを取り扱う会社に9年ほど勤めた後、就特にニンジンについては病害虫対策や施肥量の調私にとって農家の仲間は「無くてはならない存在」だと思います。所沢地域は農家同士のつながりも強く、年代関係なく相談できる間柄の方が多いのが特徴です。また、研修会などを通して情報交換をしながら地域全体で良い野菜を作ろうという想いがあるのも魅力の一つだと思います。新規就農を考えている人でも「周りに仲間がいる」という意味で、農業を始めやすい環境だと思っています。こうした農家同士のつながりと地域の雰囲気は今後も継続できれば良いですね。私自身、これからも良質な野菜をより多くの方に届けられるように「毎日が全力」をモットーに頑張っていきたいと思います!所沢市中富南農家を続ける秘訣は仲間とのつながりにあり斉藤太典さん「毎日が全力!」の若手農家06ニンジンの圃場での草むしり。良質なニンジンを育てるために欠かせない作業です。サトイモの生育状況の確認。立派に育つように確認は入念に!
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