食育ソムリエとは?食育ソムリエの役割とは…JAが取り組んでいる店舗づくりとは… 「食育ソムリエ」とは、一般社団法人JC総研が独自に認証し全国のJAで取り組んでいる資格です。民間資格の「野菜ソムリエ」と同様に、野菜の基礎知識やその調理法などに関する専門知識を習得します。その認証には約半年間の養成講座と資格試験での合格が必要となりますが、農産物の生産や流通の仕組み、消費者とのコミュニケーションづくり、食育活動に関する知識とより幅広い専門知識を求められることが特長です。私たちソムリエは、地域の生 産者と消費者を結ぶ「食と農の点」とした存在でもあるJA農産物直売所の魅力をより高めるため、生産者の地産地消にかける工夫や想いをしっかりと理解し、野菜や果物の魅力を分かりやすく伝えることが重要です。これらの消費者と生産者の信頼関係づくりのリーダー的な役割を担うのも「食育ソムリエ」です。JAの直売所に行くと、陳列棚に掲載している手作りのレシピがありますよね?そのレシピは、ソムリエが考えているんですよ。その日収穫した新鮮な野菜を、いかに美味しく味わっていただくかを考えてレシピを作成し、積極的にPRしています。また、珍しい野菜が出荷された日には、出荷者に相談して素材に合った食べ方を考案します。旬に応じたレシピを考案しているので、ぜひ楽しみにしていてくださいね。JAではソムリエを集め情報交換や意識向上のため、月に1回程度「食育ソムリエ定例会議」を行っています。会議を開催する際には1店舗の店舗内を見学し、会議で感想を言い合い、フィードバックを行っています。また、各店舗のソムリエが考案したレシピを全直売所に提供するなど、ソムリエを筆頭により充実した店舗づくりに努めています。食育ソムリエは、「生産者に消費者のニーズを伝え、消費者には生産者の想いを伝え相互理解を深めること」さらに、「地元の新鮮な農産物を使った健康的で豊かな食生活を提案すること」これこそが地元から愛されるJA農産物直売所の店舗づくりだと考えます。04食育ソムリエがいる店舗
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