JAいるま野 広報誌 2023.09|No.327
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  農家が所得を向上するには「生産物を高く売り、資材や運送費などのコストを抑えること」が重要だと考えます。既に動きを見せつつありますが、共販出荷においては手数料や運送費などのコストを抑えた上で新たな販路の拡大に着手することが、農家の所得向上に結びつくと思います。また、直売所でも出荷者を増やすために「気軽に出荷できる」という点を更に多くの農家に認知してもらう必要があると感じます。多くの出荷者による新鮮な野菜が並ぶ直売所という売りが広く一般の消費者にもPRできれば、自ずと来店客の増加につながっていくのではないかと思います。売・産直など様々な販路があり、また消費者が身近にいる環境はありがたいことだと感じています。それぞれの特徴に応じたセールス亀田組合長:JA管内は共販・直ポイントを突き詰めていき、農家の方の所得に還元するための方策を、我々は継続して考えていきたいと思います。組合員の所得向上のため、我々職員も真摯に取り組んでいきたいと思います。それでは次に移ります。なイベントなどが再開されつつあります。コロナ禍では「協同組合」という原理原則は大事だということを学びました。今後は、コロナ前に戻るのではなく、コロナ禍で学んだ経験を活かし、進化していきたいと思っています。また、JAの渉外担当者や営農司会:ありがとうございました。――いるま野役員の就任にあたり、組合員の皆さまへ所信表明をお願いします。亀田組合長:JAでは、さまざま04新執行役員に聞く所信表明

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