茶娘に扮するJA職員手揉み茶実演を体験する来場者おいしい茶の淹れ方を実践する来場者茶工場を見学する児童 5月2日、入間市役所で「八十八夜新茶まつり」が開催されました。主催は入間市茶業協会。同市では、狭山茶の消費拡大とPRのために、同新茶まつりを例年開催しているほか、2022年には「おいしい狭山茶大好き条例」を制定するなど、狭山茶の振興に力を入れています。 会場となった市役所前の広場では、手揉み茶の実演、新茶の一煎パックと茶苗の無料配布、新茶販売の予約受付などが行われ、市役所脇の茶畑では多くの来場者が茶摘み体験を楽しみました。JA職員らも茶娘に扮し、来場者からの撮影に応じるなど、会場に彩りを添えました。 4月29日、狭山市役所で「出来たて新茶即売会」が開催されました。即売会は狭山新茶のPRと消費拡大につなげることを目的に狭山市茶業協会が主催。会場では、新茶の販売や狭山市手揉み茶保存会による手揉み茶の実演、JA農産物直売所「あぐれっしゅげんき村」の野菜販売が行われたほか、庁舎敷地内で茶摘み体験が行われ、家族連れなど多くの人が楽しみました。 同市在住で例年新茶を購入すると話す女性は「毎年この時期を楽しみにしている。数年ぶりに茶摘みも体験できたので、充実したイベントだった」と笑顔で話しました。09 所沢市立富岡小学校は5月9日、JAが運営する「荒茶共同加工施設」で、狭山茶の体験学習を行いました。3年生68人が訪れ、工場見学をしながら製茶の工程を学びました。 講師はJA狭山茶富岡茶生産組合の田代清組合長らが務め、児童は普段飲んでいるお茶がどのように収穫され製造されるのかなどの説明を熱心に聞き、製造工程の見学では、蒸したての茶葉の香りを嗅いだり、実際に茶葉に触れるなど貴重な体験をしました。 田代組合長は「これを機会にお茶にさらに親しみを持ってもらい、身近なところからお茶に興味をもってもらえればありがたい」と話しました。 とよ 4月30日、所沢市観光情報物産館「YOT―TOKO」で「ところざわ新茶まつり」が開かれました。新茶まつりは、市民らに狭山茶について理解を深めてもらい、より親しんでもらうことを目的に所沢市茶業協会が主催。会場では、手揉み茶の実演や日本茶インストラクターによる茶の淹れ方教室などの体験コーナーをはじめ、新茶の販売会や茶の葉を使った料理の試食なども行われ、会場は大いに賑わいました。 米国出身で同市在住の男性は「狭山茶を使った天ぷらは美味しくて驚いた。狭山茶は飲んでも食べても良く素晴らしい」と笑顔で話しました。っこJAirumano News「狭山新茶」味わって狭山市茶業協会が即売会入間市で八十八夜新茶まつり開催!所沢市で「ところざわ新茶まつり」開催!地元産業の理解のために!児童が荒茶共同加工施設を見学
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