JAいるま野 広報誌 2023.06|No.324
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――就農から現在までの状況をお聞かせください。――宮岡さんが農業をする上で心掛けていることを教えてください。減農栽培にこだわり、試行錯誤するベテラン農家宮岡孝た視しさん消費者が笑顔と健康になる野菜づくりを目指してなど43種類の季節野菜を少量多品種で栽培しています。農産物は軒先を中心に販売している他、地元の商店やJA西武支店前で行っている野菜の直売会などにも納めています。     か本をもとに試行錯誤し、失敗を繰り返しながら勉強しは身近な存在でしたが、本格的に農業を学び始めてからは苦悩の連続でした。JAで購入した野菜の栽培教たことは今でも記憶に残っています。その教本は今も大切に保管しており、栽培で困ったときの参考にしています。現在、約48㌃の面積にホウレンソウやネギ、京イモ車のエンジン部品を扱う会社を定年後、就農して約私が野菜づくりで心掛けていることは、なるべく農薬を使わない減農栽培をすることです。地元の中学校から落ち葉を譲り受け、それを堆肥にした肥料を使うなど、可能な限り有機栽培に近い野菜を育てるように努力しています。このように丹精込めて作った野菜でも「売ってくれる人・買ってくれる人・食べてくれる人」がいないと成り立たないと考えており、こうした人々に感謝をしながら、野菜づくりに励んでいます。私の作った野菜を「美味しい!」と言って購入してくれる人の笑顔を思い浮かべながら、これからも身体が続く範囲で、美味しく健康な野菜を消費者の方に届けられるように頑張っていきたいです。入間市仏子ほじょう06ネギの圃場の中耕作業。農機の扱いもお手の物です。ニンニクの収穫作業。大きく立派なニンニクに育ちました!23年になります。父が農家であり、小さい頃から農業

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