夢中で田植えする参加者ら直進アシスト機能を活用するいるま野アグリ社員田植えする参加者田植え体験を楽しむ児童ら 坂戸市で5月20日、東洋ライス主催で4年ぶりの「サイタマ工場 田植え&工場見学イベント」が開かれました。田植え体験を通じて米と健康を身近に感じてもらうことで、新たなファン獲得に繋げていきたい考えです。 JAと坂戸市が協賛し、当日は約30人が参加。同社のサイタマ工場で肌年齢や健康測定会などを行った他、JA入西米出荷組合の石川昇さんの圃場で田植え体験を行いました。同社の通信販売課兼企画広報課の間幹雄係長は「米を身近に感じ、米の知識を深める機会になればうれしい」と話しました。 JAの子会社、いるま野アグリは5月上旬、同社で初となる土壌センサー搭載型の可変施肥田植え機を導入しました。機種は井関農機の可変施肥田植え機を採用。衛星利用測位システム(GPS)による直進・旋回アシスト機能で、経験が浅い社員でも操作ができ、田植え作業時間の省力化が見込めます。また、土壌センサーにより、土壌内の肥料残留濃度を判断し、田植えをしながら施肥量を自動調整することで、稲の生育の均一化などの効果も期待できます。 同社の松田健さんは「施肥量を自動調整する機能は、生産コストの削減や稲の品質の均一化につながる良い機能だ」と話しました。11 ほじょう JAは5月28日、西部読売会と共催し川越市内の圃場で田植え体験を行いました。新聞読者を対象に38組145人が参加し、約9㌃の圃場に県産ブランド米「彩のきずな」を植えました。地産地消を共に進める西部読売会と食と農の大切さを学んでもらうことを目的に開催しており、今年で17回目を迎えました。入間市から参加した家族の母親は「食育として子どもに経験させられて良かった。楽しんでいる姿を見ることができて良かった」と話しました。 9月下旬頃、稲刈り体験を予定し、今後も地域住民の農業への理解を深めていきたい考えです。 所沢市立三ヶ島小学校は5月26日、同市の糀谷八幡湿地棚田で、田植え体験学習会を行いました。5年生56人が参加し、約10㌃の棚田でJAが提供したコシヒカリの苗を植えていきました。体験会は、同湿地の保全整備活動に取り組む糀谷八幡湿地保存会のメンバーが主催。農業者の高齢化や担い手不足で荒れた湿地を戻そうと2004年に地元有志により設立され、里山風景の再興を目指し、周辺の山林などの整備に取り組んでいます。同会の水村周介会長は「日本人の主食である米ができるまでの過程を体験してもらうことで、地元農業への理解を深めてもらいたい」と話しました。 ほじょうJAirumano News東洋ライス主催4年ぶりの田植え体験開催スマート農業の活性化に向けて土壌センサー搭載型の可変施肥田植え機導入!西部読売会と共催17回目の田植え体験地元文化の理解のために児童が糀谷八幡湿地で田植え体験
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