JAいるま野 広報誌 2023.06|No.324
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実みお夫 JAが運営する所沢市下富の「荒茶共同加工施設」が4月24日、本格稼働し、一番茶の製造を始めました。3月からの暖かな陽気と適度な雨量により、例年より一週間ほど早い稼働となりました。取扱高はおよそ8.5㌶、約45㌧を見込んでいます。JA狭山茶富岡茶生産組合の田代清組合長は「適度な雨量のおかげで大地の養分を十分に吸収し、味・香りともに高品質の茶葉が期待できる。今の時期しか味わえない新茶を飲んで、心と身体を癒してもらいたい」と話しました。 製茶した一番茶は5月中旬以降、JA農産物直売所や通信販売、量販店などで販売しています。 JA管内で4月上旬から、ビニールハウスで栽培した新茶の初摘みが始まりました。 4月10日、日高市の「狭山茶吉野園」では、新茶早生品種「山の息吹」を一つ一つ丁寧に手で摘み取りました。今年の収穫量は約200㌔を見込んでいます。同園を営む吉野道隆さんは「年明けの冷え込みから一転、3月の暖かな陽気で成長が一気に進んだ。新生活が始まるこの時期に、一足早い新茶を味わっていただき、心も体もリフレッシュして健やかな毎日を過ごしてほしい」と話しました。さんは、約330平方㍍のハウスで、「さやまかおり」の新芽約180㌔を刈り取りました。 4月13日、入間市の高野茶高野さんは「今年も無事に新茶の時期を迎えることができて良かった。消費者の方には、気軽にお茶を楽しんでもらえたらありがたい」と笑顔で話しました。 初摘みした一番茶は、各茶園の自宅店舗や通信販売などでも販売しています。   ちゃ 「狭山茶」の主産地、入間市で4月18日、露地栽培の新茶の茶摘みが始まりました。新芽を摘み取ったのは、同市下藤沢で「平塚園」を経営する平塚尚吾さん。広さ約30㌃の茶畑では、平塚さんとともに近所の主婦ら約15人が10㌢ほどに伸びた新芽約150㌔を手で丁寧に摘み取りました。新芽は、3月からの温暖な気候と適度の雨量のおかげで生育は順調。例年より3日ほど早い摘み取りとなりました。 初摘みの一番茶は同園工場にて加工され、4月下旬から店頭に並び、100㌘あたり2,000円で販売される他、通信販売もする予定です。なおあき運び込まれた茶葉の状態を確認する田代組合長丁寧に手摘みする吉野さん㊥狭山茶の新芽を手摘みする関係者さやまかおりの初摘みをする高野さん10JAirumano News「荒茶共同加工施設」が本格稼働!「狭山新茶」露地で摘み取り開始茶シーズン到来!ハウス栽培新茶初摘み

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