JAいるま野 広報誌 2023.02|No.320
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――現在の状況と米栽培について教えてください。――地域農業への想いを教えてください。川越市増形コシヒカリなど)を栽培しています。先祖代々から続く農家に生まれ、幼い頃から農業は身近な存在でした。会社勤めをしながら週末には両親の手伝いをしていましたが、定年退職した後、本格的に就農しました。     りました。その言葉を基にできるだけ早く害虫や病気てるように」「手を掛けた分良質な米が育つ」と教わに気付けるよう、田植えを終えるとこまめに稲の様子を見に行っています。やはり、米を買ってくれた方から「おいしい!」のひと言が何よりの励みです。私は、妻と2人で約70㌃の面積に米(彩のきずな、就農当時、地元の先輩農家からは米は「子どもを育現在、私は日東米出荷組合の組合長を務めています。近隣の地域では、高齢化により農業を辞めてしまう農家が増えてきているように感じています。また、管理できなくなった田んぼが遊休農地となってしまうケースも少なくありません。先祖から受け継いだ農地を守っていきたいという想いが強く、もどかしさを感じています。次世代を担う若手農業者に米栽培の魅力を伝えるためにも、私たち米生産者が一丸となり、他産地に負けないくらいおいしい米を栽培していくとともに、「埼玉の米」のブランド価値を守っていきたいと思います。他産地に負けないくらいの米を目指していきたい岡田次男さん米栽培は子どもを育てるように。手間を掛けた分良質な米が育つ今年の稲刈りの様子。暑さに負けず頑張りました。トラクターのラジエーターオイルを確認する岡田さん。自ら定期的に点検しています。06

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