JAいるま野 広報誌 2023.02|No.320
3/20

今後も変わらず農業に励みより一層の販売強化「もう少し大きくなったら、いよいよ収穫です」と収穫前のレタスを見て誇らしげに話します。※「いるま地域明日の農業担い手育成塾」とは…市町や県農林振興センター、JAらが連携し、2011年3月から開設。新規就農希望者に対して積極的に営農相談活動や営農実践研修を行い、確実に就農できる就農直結型の取り組みを目指し、農業を仕事にしたい意欲ある新規就農を希望する方を応援します。現在JA管内では22人の塾生が入塾し、就農を目指しています。ことが今元気で楽しくできていることは幸せで、本当に飽きないんです。地元の方からも応援していただけて今となっては、良い経験でした」と明るく話してくれました。そして石黒さんは「私は、今まで    てみることや、作ったことのない肥栽培したことのない野菜の苗を植え料を作ってみることなど新しいことに挑戦することが好きです。時には近所の農家に反対されることもありますが、最後には『まずはやってみな!』と背中を押してくれます。のびのびと野菜づくりができる幸せを噛みしめています。また、ひとつの作物ではなく、多品目を栽培することが楽しいです。そんな私には、ここ鶴ヶ島市がぴったりです!」。い 「これまで通り地域の方と和気あつもにこやかな石黒さんは、地域の方とも良好な関係を築いていました。野菜づくりがそのまま趣味になってしまったという石黒さん。ほかに趣味はないか伺うと…。「ほかにも私は料理も好きなので、野菜に合った調理法を考えながら料理して素材本来の甘みや香りを味わうことも楽しみのひとつです」と話してくれました。根っからの野菜好きのようですね。将来について伺うと…いあいと農業に励んでいくとともに、将来は規格を安定させ収量を増やしていくほか、販売にもより一層の力を入れて安定した農業を続けていきたいです。近所には、定年退職後に農業を始めた農家も多くいます。私も長くに渡り農業を続けていけるこの地域の環境で今後も頑張っていきたいと思います」。野菜をこよなく愛する石黒さんはまさに、今後の飛躍が楽しみな農業女子。やりたいことができる幸せを噛みしめ、今日も農業に励みます。10月~11月にかけて収穫したサツマイモ。坂戸カントリーエレベーターのもみ殻を使って追熟させます。落ち葉堆肥。2年ほどかけて完成させた堆肥が野菜の栄養になります。順調に生育している春ネギの生育状況を確認。寒さに負けないよう大切に育てています。03

元のページ  ../index.html#3

このブックを見る