JAいるま野 広報誌 2022.11|No.317
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だけでなく、国内でも需要があるパックご飯を開発するなど検討の余地があると考えています。また、組合員の所得向上を掲げ×  るならば、米については、一概に生産を主食用米にこだわる必要はないのではないかと思っています。具体例として、飼料用米の生産や小麦との二毛作など農家の所得向上につながる方法が多くあります。実際に私の地元である熊本では、若手農家に対して働きかけを行い、冬に小麦の裏作や大豆との二毛作を進めることで、遊休農地の解消や組合員の所得向上に結びついている事例があります。然環境やカントリーエレベーターなどの施設の状況を考慮し、農家の方がより良く生産できる体制を農協と組合員が共に考えていくことが、今後の米の未来につながっていくのではないかと思っています。いるま野管内の自051 生産現場からの声を国政に届け、実現します2 食料安全保障の強化の実現を目指します3 中小・家族経営、中間地農業への更なる理解と支援の充実に取り組みます4 地域の拠り所であるJAの取組を後押しします経歴昭和61年 就農(当時19歳)平成17年 JA全青協会長 就任平成26年 JAかみましき代表理事組合長 就任平成28年 参議院議員通常選挙 初当選令和元年 農林水産大臣政務官 就任(第4次安倍 第2次改造内閣)令和2年 参議院自由民主党副幹事長 就任     自由民主党農林副部会長 就任令和3年 自由民主党農林水産災害対策委員会事務局長 就任令和4年 参議院議員通常当選 2期目     農林水産大臣政務官 就任(第2次岸田改造内閣)参議院議員JAいるま野藤木しんや議員大木清志組合長「藤木しんや議員に問う今後の農業の課題」藤木しんやのプロフィール氏 名:藤木しんや誕生日:昭和42年2月25日出 身:熊本県上益城郡嘉島町    熊本県立熊本農業高校畜産学科卒業経営内容水田経営8ha(米・小麦・大豆)畜産経営800頭(肥育牛150頭、繁殖牛650頭)自己紹介家 族:両親、妻、子供:長女、次女、長男、次男趣 味:牛との語らい、農機具の修理、ドライブ愛読書:地上(家の光協会)特 技:農機具の開発や修理、車の運転座右の銘:(何事にも)一生懸命藤木しんやの政策~農業にかける想い~農家だからこそ譲れない願いがあります。誇り高き情熱と協同の力で、農業と地域の未来に挑戦します。持続可能な食・地域・農業のために、今こそ「食料安全保障の強化」の実現を!

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