JAいるま野 広報誌 2022.7|No.313
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 富士見市内で5月上旬から、県産ブランド米「彩のきずな」の種子の直播作業が始まりました。作業したのは、JAいるま野南畑米生産組合の会員ら。今年で9年目を迎え、直播栽培が普及しつつあります。種子は、鉄コーティングすることで圃場への直播が可能で、育苗作業や苗の運搬作業などが不要なため、省力化につながり1人でも作業が可能です。 同組合の新井則幸組合長は「今年も順調に作業できた。引き続き、JAや生産者と協力し生育を見守っていきたい」と話しました。 読売新聞社教育ネットワークが制作する教材「くらしにSDGs特別号」にJA牛部会会員の松本陽一さんが掲載されるため、5月13日に同社が取材に訪れました。 教材は「食料自給率(38%)を上げる、国消国産」をテーマに、全国の学校や教育関係者向けに発行するもの。同社は松本さんに対して、酪農家になったきっかけや酪農家の1日などを取材し、7月上旬に完成する予定です。 松本さんは「この教材を読んだ方が、酪農に興味を持ってもらい酪農家を応援してくれたらうれしい」と笑顔で話しました。11「いるま野」2022.7      県茶業協会は5月3日、入間市の県茶業研究所で「狭山茶」の初取引を行いました。15人の茶商が参加し、1㌔当たりの平均価格は1万3,908円、最高値は2万1,888円で取引され、会場からは品質を評価する声が上がりました。初取引には、「やぶきた」「さやまかおり」「ふくみどり」などの荒茶と仕上げ茶、17点計56キロを出品。新型コロナウイルス感染防止のため、茶の確認では外観と香気の評価で茶商が値を付けていきました。 狭山茶商工業組合の廣澤洋幸理事長は「狭山茶をぜひ飲んでもらいたいので、少しでも多く全国に流通させていきたい」と意気込みを話しました。 JAは29日、川越市内の圃場で西部読売会と共催で田植え体験を開きました。開催は3年ぶり16回目。当日は、36組138人の家族連れが参加し約9㌃の圃場に県産ブランド米「彩のきずな」の苗を丁寧に植えました。 参加した子どもは「苗を植えたのは初めて。植える感触が気持ち良かった」と笑顔で話し、保護者は「貴重な経験になった。楽しそうに植えている姿を見ることができて良かった」と話しました。 9月には稲刈り体験を予定し、今後も地域住民に農業や食育への理解を深めていく方向です。■■■■     直播作業に励む同組合の会員直播作業に励む同組合の会員酪農について説明する松本さん㊨酪農について説明する松本さん㊨新茶の品質を確かめる茶商ら新茶の品質を確かめる茶商ら田植えする参加者ら田植えする参加者らJAirumano News鉄コーティングした種子を直播狭山市の松本牧場が教材に掲載全国の小中学生に向けて酪農業をPR「狭山茶」初取引管内茶農家が出品3年ぶりの開催!西部読売会と田植え体験

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