JAいるま野 広報誌 2022.7|No.313
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10「いるま野」2022.7 4月29日、狭山市役所で「出来たて新茶即売会」が開催されました。即売会は市の特産品である狭山茶の振興を目的に、狭山市茶業協会が主催。例年、新茶が始まるこの時期は、「狭山新茶と花いっぱいまつり」を開催していましたが、新型コロナウイルスの影響により、昨年と同様に新茶などの販売や同市内の小学生によるお茶を題材にした作品の展示を中心とした開催となりました。 同協会の横田泰宏会長は「春先が冷え込んだ分、深いコクのある美味しいお茶に仕上がった。新茶を飲むことで季節を感じてもらいたい」と笑顔を見せました。 4月30日、所沢市役所で「ところざわ新茶まつり」が開催されました。新茶まつりは、狭山茶の理解を深め、より親しんでもらうことを目的に所沢市茶業協会が主催。会場では、狭山新茶の試飲や手揉み茶づくりの実演、茶苗木の無料配布などが行われ、多くの来場者を楽しませました。 同協会の関隆治会長は「コロナ禍で3年ぶりの開催となった。今まで生産者がお茶をPRする機会に恵まれなかったので、開くことができて嬉しく思う。日本が誇る三大銘茶の1つである狭山茶の新茶を楽しんでもらいたい」と笑顔で話しました。      5月2日、入間市役所で「八十八夜新茶まつり」が開催されました。新茶まつりは入間市茶業協会が主催。例年、新茶の初摘みの時期に合わせて開かれていましたが、新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となりました。 会場となった市役所前の広場では、手もみ茶実演、新茶の一■パックと茶苗の無料配布、新茶販売の予約受付などが行われ、市役所脇の茶畑では多くの来場者が茶摘み体験を楽しみました。 JA職員らも茶娘に扮し、来場者からの撮影に応じるなど、会場に彩りを添えました。 所沢市下富の「荒茶共同加工施設」が2日、本格稼働し一番茶の製造を始めました。 3〜4月にかけて暖かい日が続き、平年よりも4日ほど早い稼働となりました。取扱高はおよそ10㌶、荒茶で約10㌧を見込んでいます。JA狭山茶富岡生産組合の神谷信男組合長は「適度な雨量と穏やかな気候のおかげで、コクのある良いお茶が期待できそう。健康志向が高まっている中、健康食品であるお茶を飲んで、心と身体を癒してもらいたい」と話しました。製茶した一番茶は5月中旬以降、JA直売所や通信販売、量販店などで販売しています。     「狭山新茶」を買い求める来場者㊧「狭山新茶」を買い求める来場者㊧茶苗木を配布する茶業協会職員茶苗木を配布する茶業協会職員多くの来場者でにぎわう茶摘み体験多くの来場者でにぎわう茶摘み体験製茶の工程を確認する神谷組合長製茶の工程を確認する神谷組合長JAirumano News「狭山新茶」味わって狭山市茶業協会が即売会所沢市で「ところざわ新茶まつり」開催入間市で「八十八夜新茶まつり」開催「荒茶共同加工施設」が本格稼働!

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