JAいるま野 広報誌 2022.5|No.311
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〜狭山茶センターが本格稼働〜完成までのあゆみ 「狭山茶」は、埼玉県南西部を中心に生産されるお茶の総称です。「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす」と茶摘み唄でも歌われるように、静岡茶、宇治茶とともに日本三大茶として知られています。中でも「狭山茶」は、他産地に比べ寒冷地で栽培されているため、葉肉が厚くコクのある味わいを楽しむことができます。JA管内の生産量は、年間約600㌧。200軒以上の茶工場が存在し、その多くが「自園・自製・自販」(※)という、独自の方式で経営しています。こうした中、JAいるま野は2020年4月、茶専門農協のJA狭山茶業と合併。以来「富岡茶工場」(所沢市)と、「入曽茶工場」(狭山市)の二拠点体制で「狭山茶」の製造に取り組んできました。「富岡茶工場」では、主に生産者から買い取った荒茶をJAが独自に加工し製品化。(3ページ下写真参照)年間約50㌧を買い取り、JA農産物直売所などで販売してきました。また、「入曽茶工場」では委託加工事業を展開。利用軒数SSAAYYAAMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMAAAAAAAAAAAAAACCHHAA 02「いるま野」2022.53月9日、「JAいるま野狭山茶センター」が生まれ変わりました。同センターは、JA農産物直売所「あぐれっしゅげんき村」に隣接した狭山市堀兼に新設。今月号の特集では、新茶のシーズンを前に本格稼働を始めた「JAいるま野狭山茶センター」について紹介します。とと

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