JAいるま野 広報誌 2022.2|No.308
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水の管理が肝心!花々に愛情をたっぷりと東京五輪に合わせ花を植栽ますます膨らむ今後の夢寒さが増す12月下旬の川越市北田島。ハウス内にはラナンキュラスやアネモネ、パンジーなどがすくすくと育っています。「花は水の管理が最も肝心。花ごとに水やりのタイミングが全く違う」と話すのは、梅原浩明さんです。就農以来30年以上もの間、花卉栽培に従事し、現在は年間約50品目以上もの鉢物を手掛けています。長年培ってきたその目で、花の生育を一つ一つ丁寧に見極めていきます。「以前、病気や虫が原因で育てていた花が全滅したこともあった。それ以来、肥料の調整を学ぶなど『やるしかない!』と自分に言い聞かせながら、常に前向きな姿勢で取り組んできた。理想の花に育ったときは、この上ない喜びを感じる」。      浩明さんの想いがたくさん詰まった花々は、1月から2月にかけて出荷の最盛期を迎えます。「JAいるま野鉢物部会」の部会長を務める浩明さん。自らの栽培に加え、私たちの生活に彩りを与えてくれる活動にも取り組みます。昨夏、霞ヶ関CCで行われた東京五輪のゴルフ競技。会場の最寄り駅となったJR川越線「笠幡駅」の他、「川越駅」にも部会員が育てたニチニチソウやジニアが駅前ロータリーなどに植えられ、地元開催に花を添えました。「私たちが育てた花で街並みが彩られ、多くの人の心を癒すことが出来て嬉しい」と笑顔を見せます。今後は「子どもたちが花に興味を持ち自ら栽培してもらうことで、生命の大切さを伝えていきたい」と意気込みます。夢は自ら育てた花の蕾のように、ますます膨らんでいきます。約100色ものパンジーを栽培。長男の雅樹さんの発案で、SNSでの販売にも力を入れています。梅原 浩明さん(61歳)川越市北田島05「いるま野」2022.2家族3人とパート従業員で「梅原園芸」を営む。栽培面積は約1.5㌶。水稲栽培にも取り組んでおり、夏から秋にかけては多忙な日々を送る。順調な生育を見せるラナンキュラス。出荷までもうすぐです。年間50品目以上の鉢物を栽培する年間50品目以上の鉢物を栽培するベテラン花卉農家ベテラン花卉農家

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