JAいるま野 広報誌 2022.1|No.307
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る場合もあります。また、軽トラックの購入についての相談を受けることもあり、協力会社と共に提案し検討していただいたこともあります。先日、私が担当する堀兼支店管内の生産者から「新しい品目に挑戦したい」という話がありました。そこで、先輩営農推進員をはじめ、JA全農さいたまなどに相談。その品目の需要はあるのか?どのような品種が適しているのか?作付け計画や栽培方法は?必要な資材は?10年先の作付けは?…など、ただ単に提案するのではなく、他品目への影響や栽培規模といった細かな点も確認しながら資料にまとめ、生産者にマッチした提案を行いました。打ち合わせは半日以上にもおよび、新たな宿■■題もいただきました。一つ一つ丁寧に確認しながら、生産者の所得向上に向けて私自身も生産者と一緒になって取り組んでいます。先日、その生産者から「いつも生     産者の立場に寄り添って提案してくれる。詳しく調べてきてくれてとてもありがたい」と、お褒めの言葉をいただきました。生産者の新たな取り組みが実現できるよう、これからもしっかりと支援していきます!入組以来、支店での業務が長かったため、営農部門への異動は意外と感じる方もいらっしゃると思います。しかし、実は入組当初から私自身が望んでいたものでした。営農推進員となった今、部署に関わらず「組合員や利用者に寄り添うことの大切さ」を改めて感じています。組合員や利用者に寄り添うためには、まず相手の話をよく聴くこと。そして、将来にも役立つ提案をすることが重要だと考えています。この想いは、渉外担当だった頃から今でも変わらず持ち続けており、これまでの業務で身に付いた財産だと思っています。営農推進員は、病害虫の発生時などスピード感を持って対応しなければなりません。経験はまだまだ浅いですが、生産者に頼りにされ、何でも相談してもらえるような営農推進員を目指して努力していきたいと思います。私のセールスポイントは、「笑顔」と「元気」の良さです。地域農業をこれまで以上に魅力的なものにし、生産者の所得を向上させることで、生産者の皆さんの「笑顔」と「元気」に繋げていきたいと思います。生産者の「笑顔」と「元気」に繋げたい生産者と生育状況などを確認。生産者からも多くの知識を吸収し、自らの糧にしていきます。07「いるま野」2022.1県川越農林振興センターや狭山市の職員と一緒に圃場巡回。地域の新規就農者の状況を把握し、今後の支援に繋げていきます。所属長の塩野康夫課長㊧から説明を受け、しっかりとメモを取ります。「営農に対する想いは人一倍強い。今後の飛躍に期待したい」とエールを送ります。

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