JAいるま野 広報誌 2022.1|No.307
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生産者からの相談事は、多岐に渡ります。正直、野菜についてはすぐに回答できないこともありますが、その場合は事務所に戻ってから上司や先輩に相談するなどし、私自身の勉強にもなっています。今後は、水稲・野菜とも相談の9割をその場で答えられるようハイブリッドな営農推進員を目指して引き続き勉強に励み、日々業務に邁進していきたいと思います。私は4月から営農推進員として、     主にJA農産物直売所や量販店などに出荷する狭山市内の生産者を支援しています。JAいるま野に入組して8年が経ちますが、それまでは北部地域で1年間、支店の窓口業務を担当。その後6年間は、渉外担当として組合員や利用者の方と接してきました。農業は、私にとって幼少の頃から身近な存在でした。以前、私の祖父は茶や季節野菜などを栽培しており、圃場へよく連れていってもらったことを今でも覚えています。しかし、周辺では遊休農地や耕作放棄地も多く、変わりゆく農村地帯を見て農業を継続していく難しさも同時に感じていました。こうした中、就職活動を控え将来について考えていたところ、JAいるま野の地域に根付く理念に共感。そこで、「どうしたらもっと農業を魅力的なものにできるのか」「どうしたら遊地農地を減らせるのか」「その実現こそが地域貢献につながるのではないか」と考え、JAいるま野に入組しました。当初は支店配属でしたが、その間も「日本農業技術検定」や「毒物劇物取扱者試験」といった農業関係の資格取得などにも挑戦し努力を重ねてきました。現在も多くの先輩方に支えられながら、一人前の営農推進員になれるよう日々奮闘しています。営農推進員の業務は多岐に渡ります。肥料や農薬など生産資材の提案をはじめ、時には新技術の提案をすハイブリッドな営農推進員を目指して新規作物を提案実現に向け、ただ今奮闘中!      第三営農販売センター小岩井 貴裕入組8年目の    新米営農推進員06「いるま野」2022.1田口和彦さんに新規作物を提案。田口さんの意向を聴きながら、自らまとめた膨大な資料を丁寧に説明していきます。サトイモの出荷者と品質を確認。荷受時にも生産者とのコミュニケーションは欠かしません。

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