JAいるま野 広報誌 2022.1|No.307
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saitama.lg.jp/soshki/b0916/index.htmf.「98〜103」で、作柄がやや不良関東農政局が発表した埼玉県の作況指数は「103」のやや良、埼玉県西部は「101」の平年並みでした。関東1都5県ごとの作況指数はとなったのは東京都のみでした。他の5県はすべて平年並み〜やや良の   ⑦   ⑥  ⑤    ④   ⑧    li  ③   ウ    ①     イ  作柄でした。⑴ 田植え〜中干し5月から6月にかけては1日の気温差が大きい日があり、早植え栽培は育苗時のムレ苗の発生や5月中旬の寡■■■照■による苗の影響があったものの、6月の日照時間が平年を上回ったため分げつは順調でした。中干し〜出穂期⑵ 梅雨入りは遅く、6月14日頃でした。早期栽培(5月上旬までに田植えした栽培)は、十分に中干しができました。しかし、梅雨期前半は晴れ間が少なく、作柄が心配されました。後半は高温多照の日も増え7月16日頃の梅雨明け以降は、断続的な降雨があったものの好天の日が続きまし圃■・川越市古谷地区)は、昨年よりた。そのため、生育が促進され、53日早い8月2日頃が出穂期となりました。出穂期〜収穫期⑶ 出穂期〜収穫期に5つの台風が発生しましたが、大きな被害を与えたものはありませんでした。また、8月上旬の猛暑も断続的であり、障害の出やすい品種も乳白や胴割れ等の高温障害は発生しませんでした。しかし、8月中旬および9月上旬の低温・寡照の影響で、穂首いもち病の発病を助長し減収した水田もありました。令和3年産の水稲の生育状況をまとめると、出穂期までは順調に生育していたため、穂数、もみ数については多い傾向にあり、登熟期はめまぐるしい天候の変動があったものの、計画的な防除や土壌改良を行っている圃場では、平年以上の収量・品質が得られる結果となりました。先述の生育診断圃においても、品質1等で玄米収量470㌔㌘/10㌃(昨年比115%)の良好な作柄でした。月19日植えコシヒカリ(生育診断② 令和3年産に問題となった病害はいもち病(写真)でした。次年産は、以下のいもち病の防除時期と防除方法を参考に対策をしてください。いもち病に抵抗性がある品種を作付ける。(「彩のきずな」等)種子は、採種圃産種子を使用する。種子は、温湯消毒(60℃、10〜を実施する。ケイ酸資材の施用は、いもち病の発病を抑える効果がある。追肥等で、窒素肥料の多量施用を避ける。補植用の置き苗は、いもち病の感染源になるため、早めに処分する。省力で防除効果の高い箱施用薬剤を使用する。特に、山間山沿いのいもち病常発地域では、残効期間が長い薬剤を使用する。移植後におけるいもち病の薬剤防除は、薬剤の効果を確認し発生状況に応じた適切な防除を心掛ける。葉いもちで急性型の病斑を確ア https://www認したら、速やかに治療効果のある薬剤を散布する。葉いもちが多く発生し、上位葉で病斑が確認された場合は、穂いもちへの移行が心配されるため、穂ばらみ期と穂ぞろい期に予防効果のある薬剤を散布する。埼玉県病害虫防除所が発表する葉いもちの感染好適条件の出現状況を参考に、早期発見に努める。.pre1 作況指数(10月25日現在)水稲の生育経過2 次年産に向けての病害虫対策病害虫防除所ホームページ 03「いるま野」2022.1写真 いもち病(葉いもち・急性型)    埼玉県の農作物病害写真集より転載15分)を行うか、薬剤による消毒【本ページに関する問い合わせ】川越農林振興センター 農業支援部 技術普及担当 ☎049-242-18043 令和3年産水稲の作柄と次年産に向けて

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