JAいるま野 広報誌 2021.11.12|No.306
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エンジニア歴を活かした新規就農者こだわり農法で栽培!技術の確立目指す季節外れの暑さが続く10月上旬。川越市の研修圃■■場で作業をする八木澤勝一さん。現在、約50㌃の面積でラッカセイやサツマイモ、ジャガイモ、ハクサイなど年間約15品目の季節野菜を栽培しています。収穫した作物は、JAあぐれっしゅ川越や鶴ヶ島農産物直売所などのほか、研修圃場の一角で販売しています。八木澤さんは、令和2年度「いるま地域明日の農業担い手育成塾」(7ページ下参照)に入塾しました。30年もの間エンジニアとして活躍していましたが、定年退職後の2018年に埼玉県農業大学校に入学。実習を受けている内に「農業はどうしてこんなに難しいのだろうか。もっと良い方法で栽培できないか」と疑問を抱き、日本農業技術検定2級やトラクターの運転免許、農業機械士などの資格を取得するなどし、本格的に農業を始めようと決心しました。■■八木澤さんはエンジニアだった経験を活かし、こだわりの農法で作物を栽培しています。その農法とは、作物の発育段階や生育状況に見合った肥料を与える作物栽培理論「栄養週期理論」を基にした栽培方法。有機無農薬栽培で、作物が同じような大きさに生育し収量も見込めるという、こだわりの農法です。八木澤さんは「入塾以来、さまざまな農法を試してきた。今後も研究を重ね、それぞれの作物に適した農法を確立させたい」と意欲を見せます。    八木澤さんは毎朝、5時には圃場に向かいます。この時期は、ラッカ04「いるま野」2021.11・12必要な栄養素などを分析し、生育状況や出来栄えを撮影。作物ごとに分かりやすく記録し、ファイリングしています。 (川越市かわつる三芳野)(川越市かわつる三芳野)農業の奥深さを追求。農業の奥深さを追求。元エンジニアの頭脳が元エンジニアの頭脳が生み出すこだわり農法生み出すこだわり農法さん(66歳)パパーートト❶❶羽羽ばばたたけけ!!新新規規就就農農者者八木澤 勝一八木澤 勝一さん(66歳)

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