JAいるま野 広報誌 2021.8|No.303
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JAirumano News   JA管内で6月上旬、小麦「ハナマンテン」の収穫が最盛期を迎えました。現在、JA管内ではJA子会社のいるま野アグリや12人の生産者がおよそ146㌶の面積で栽培し、県内のパン屋などで使用されています。 「ハナマンテン」は、2007年から坂戸市で栽培をスタート。パンや麺にすると小麦の香りが豊かでもちもちとした食感が味わえます。 坂戸市の原伸一さんは「今年も品質の良い小麦に仕上がった。今年もより多くの方にハナマンテンを味わってほしい」と笑顔で話しました。収穫作業に励む原さん収穫作業に励む原さん小麦「ハナマンテン」収穫最盛期    JA管内の主力品目、エダマメの収穫が最盛期を迎えています。中でも、JAと生産者が品種設定を協議して出荷する「いるまめ」は、品質保持のため包装資材に鮮度保持袋を使用。深みのある味わいで市場からも高い評価を得ています。JAいるま野野菜一元共販連絡協議会枝豆部会の須田淳部会長は「関係者みんなで盛り上げ、しっかりとした品質のものをお届けしていきたい」と意気込みました。 現在、同部会は229人が所属し、およそ135㌶で栽培。今シーズンは、約15万㌜(1㌜20袋)、約1,000㌧の出荷を見込んでいます。収穫したばかりのエダマメを確認する須田部会長収穫したばかりのエダマメを確認する須田部会長深みのある味わいが好評!「いるまめ」収穫最盛期   梅の産地、越生町の「梅の駅(越生自然休養村センター)」で6月13日、生梅の販売会が行われました。主催は、JAいるま野越生支店梅部会。果肉が厚く、加工用に適した主力品種の「白加賀」や同町ブランド梅の「べに梅」など4品種、合わせて3.2㌧の生梅を販売しました。このほか、JA全14直売所でも特設コーナーを設けるなど、特産の梅をPRしました。 同部会の島田信行部会長は「今年も販売会を開催できて良かった。より多くの方に特産の梅を味わってもらえたらうれしい」と話しました。多くの来場者でにぎわう販売会多くの来場者でにぎわう販売会越生町で生梅の販売会特産をPR   6月17日、所沢市と鶴ヶ島市で春蚕期の繭を出荷しました。JA管内では3戸の農家が養蚕を続けており、今期は合わせて約234㌔の繭が集まりました。 蚕は、5月下旬から飼育を開始。6月上旬には上じょうぞく族し、順調な生育を見せ例年通りの出荷となりました。60年以上蚕を育てる毛呂山町の野原道子さんは「風通しを良くするために換気を徹底した。今年も良質な繭を出荷できてホッとしている」と笑顔で話しました。 集まった繭は県優良繭生産推進協議会を通じて長野県の製糸所に運ばれ、白生地や反物などに加工される予定です。穴開きや汚れなどを確認するJA職員ら穴開きや汚れなどを確認するJA職員ら春蚕期の繭出荷動画配信中!➡11「いるま野」2021.8

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