JAいるま野 広報誌 2021.7|No.302
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越生町 成瀬池田 吉男 さん地域農業の活性化に貢献地域農業の活性化に貢献収穫の喜びを伝えていきたい収穫の喜びを伝えていきたい―就農してから現在の状況を教えてください。 現在、およそ3㌶の栽培面積で水稲のほか、ブロッコリーやサトイモ、トマトなど約10品目を露地で栽培しています。JA越生農産物直売所や毛呂山農産物直売所などに出荷するとともに、JAを通じて市場にも出荷しています。 私は定年退職後、本格的に農業を始めました。就農当時は「北部農業塾」で基礎知識を学んだほか、地域の方にも助けてもらいながら、翌年には農産物直売所に出荷できるまでになりました。周りに相談できる人がいることは、とてもありがたいことです。今後も、地域の方との繋がりは大切にしていきたいと思います。―今後の農業についてどう考えていますか。 農業者の高齢化や後継者不足などの問題を抱える昨今、私は水田を活用してブロッコリーやジャガイモを栽培するなど遊休農地の解消にも取り組み、耕作依頼にも対応しています。今年からは、町からの依頼で新規就農者の指導も担っています。地域農業が少しでも活性化されるとうれしいです。 農作物を栽培することは苦労の連続ですが、新規就農者はもちろん、若い農業者の方にも「収穫できる喜び」など農業の楽しさをぜひ味わってほしいです。そのためにも引き続き、「コツコツと、丁寧に…」と自分に言い聞かせながら、元気で農業を続けていけるよう暑さに負けず頑張っていきます。トマトの芽かき作業。今年も順調に生育しています。ジャガイモの生育状況を確認。今後は、ビワも栽培していきたいと意気込んでいます。毎日コツコツ、丁寧に…06「いるま野」2021.7

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